蝉田遺跡2次(6月10日~14日)


今週も先週に引き続き、重機を使って表土除去を行っています。


土が粘土質のため硬いので、水をまきながら土を柔らかくして
少しずつ移植べらを使って掘り下げていきます。


以前は水田として使われていたため、排水用の暗きょの上に大量のもみ殻が入っています。
乾くと調査区内に飛ぶので、今のうちにすべて取り除いています。


八反遺跡第3次(6月10日~14日)


遺構の掘り下げを開始しました。
土の状態を確認しながら掘り下げていきます。


柱穴と考えられる遺構から古銭が出土しました。
銭名はまだ不明ですが、中国のものと考えられます。


幅1.5m、深さ50cmほどの溝が見つかりました。
下層は粘土質の土が堆積しており、水が流れていたと考えられます。
上層は地山によく似た土で埋め立てられていました。


出前授業:山形市高瀬小学校(6月13日)


スライドを使って大昔のくらしについて話をしました。
みんな興味を持って聞いていたようで、授業の最後にはたくさんの質問がありました。


模造の石器を使って草花を切る体験をしました。
一つの石器でもさまざまな使い方をしていたことがわかりました。


火おこし体験では思っていたより難しかったらしく、みんな一生懸命頑張っていました。