週の前半は雨の中での調査でした。調査区の周囲に溝を掘って遺構面の水はけを良くします。
遺構面をきれいにすると、石を詰め込んだ穴の列が見つかりました。鶴岡南高の前身である荘内中学校の礎石の痕跡と考えられます。
学校の屋上から撮影しました。調査区中央部の灰色に見える部分が堀跡の可能性があります。
週の前半は雨の中での調査でした。調査区の周囲に溝を掘って遺構面の水はけを良くします。
遺構面をきれいにすると、石を詰め込んだ穴の列が見つかりました。鶴岡南高の前身である荘内中学校の礎石の痕跡と考えられます。
学校の屋上から撮影しました。調査区中央部の灰色に見える部分が堀跡の可能性があります。
今週は雨の多い1週間でした。天気と相談しながら作業を進めます。
雨で少しぬれた方が、遺構の範囲はわかりやすくなることもあります。線を引いた範囲に焼けた土と色の暗い土が四角形に見えてきます。住居のあとでしょうか。
出前授業6校目は山形市立大郷小学校です。
連日の雨天からがらっと変わって、快晴です。来週のプール授業開始に向けて、プールの掃除も行われていました。
大郷小学校は、遺跡[中野城跡]の本丸跡に位置する小学校です。学区内には高速道路が通り、それに関わる発掘調査も数ヶ所の遺跡で行われています。
弓矢体験では白熱したようで、中々倒れないシカにみんなヤキモキです。なんとか倒した際には歓声があがりました。
山形県立庄内中高一貫校(仮称)の整備に伴う鶴ヶ岡城第3次の発掘調査が始まりました。高校の校舎のすぐ近くでの調査です。
今回の調査区は鶴ヶ岡城の七ツ蔵という米蔵があった場所にあたります。七ツ蔵を囲む堀と土塁が見つかることが予想されています。
1台の重機で表土を掘り、もう一台で排土をまとめます。今週で重機の稼働は終わり、残りは人力で掘り下げて行きます。
地面を薄く削り、遺構を探して行きます。みな1列になって、息を合わせて作業を進めています。写真奥には大岡山がきれいに見えます。
大岡山の頂上から見た遺跡全体です。奥に月山と葉山を望みます。
6月に入りいよいよ歴史の授業が本格的にはじまったようです。
出前授業5校目は鶴岡市立湯野浜小学校です。
学校の裏には砂浜が広がっています。
講話での縄文時代の勉強です。今とは全然違う縄文人の生活スタイルに興味津々です。
弓矢体験は最初は難しかったようですが、お互い教え合い応援し合って、次々と動物たちを倒せるようになりました。
今週から北向遺跡第3次調査が始まりました。発掘調査作業員として、遺跡のある地域の方々にも多く参加を頂いています。まずは事務手続き。一人ひとり書類を確認しています。
重機で表土を掘削した後ろから、人力でていねいに地面を削っていくと、古代の生活のあとが浮かび上がってきます。今回の調査では何が発見されるでしょうか。