「置賜地方」カテゴリーアーカイブ

天王遺跡第2次(10月1日~10月5日)

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中世の柱穴から礎板が出土しました。今回見つかったものは薄さ数ミリから20cm近いものまで様々でした。

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竹製と見られる桶のタガが見つかりました。井戸跡と見られる遺構からの出土です。

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桶のタガの取り上げの様子です。崩れやすい遺物の取り上げ方法を工夫しています


堤屋敷遺跡第2次(10月1日~10月5日)

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4区北側の大溝跡は、土層観察用のベルトを残し、ほぼ掘り下げが完了しました。記録作業後にベルトの掘り下げに入ります。

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大溝跡のベルトを掘り下げていくと、覆土の上面から下駄や刀の鍔(つば)が出土しました。tutumiyashiki_20071001_3.jpg
前の写真で出土した刀の鍔(つば)(RM164)です。直径5cm程で、透かしや彫刻等の装飾はみられませんでした。


下屋敷遺跡(10月1日~10月5日)

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重機械による表土除去も完了し、面整理の作業に入りました。作業員が横並びになり、慎重に薄く土を削っていきます。

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下屋敷遺跡は、住宅地に抜ける道路の付け替えのため、北側部分を先行して調査しています。この範囲では、溝跡や井戸跡と思われる遺構が検出されています。


天王遺跡第2次(9月25日~9月28日)

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ようやく井戸枠全体を掘り出しました。井戸枠は3段の曲げ物で作られ、高さ1mほどです。底からは現在もこんこんと水が湧いています。

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井戸枠の下段を遺構から取り上げている様子です。上段部分は半分ほど崩れていましたが、下段部分は腐食がほとんど見られず良好な状態でした。


加藤屋敷遺跡第2次(9月18日~9月21日)

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縄文時代後期の住居跡を掘り下げています。住居内から土器が多く出土しました。

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住居跡の土器の出土状況です。縄文土器の文様の特徴から約3000~3500年前の縄文時代後期後半に属するようです。

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9月21日に調査説明会を開催しました。当日、30℃を越す暑さの中、おいでいただいた皆さんに感謝いたします。