発掘調査報告書刊行のお知らせ

2018年度刊行の発掘調査報告書を『全国遺跡報告総覧』に登録しました。

■第231集『山形城三の丸跡第15・17・19次発掘調査報告書』
三の丸堀の一部が確認されました。

■第232集『藤島城跡第7次発掘調査報告書』
15~16世紀の陶磁器が見つかりました。

■第233集『八幡一遺跡第1・2次発掘調査報告書』
全国的にも珍しい「仏法為」と刻書された須恵器が見つかりました。

■第234集『上竹野遺跡第1・2次発掘調査報告書』
弥生時代の住居やお墓が見つかりました。

■第235集『八反遺跡第1~3次発掘調査報告書』
7,986枚の古銭がまとまって見つかりました。

刊行物一覧の「PDF」をクリックするとダウンロードページが開きます。


お知らせ:「山形県発掘調査速報会2018」について(3月17日)

平成31年3月17日(日)に「山形県発掘調査速報会2018」が開催されます。
県内各地の最新の調査成果の発表があります(報告遺跡の詳細は下記をご覧ください)。皆様のご来場をお待ちしております。
※入場無料。申込みは不要です。
<終了しました>

チラシ(PDF

日時:平成31年3月17日(日) 13:00~16:10(開場12:00)
会場:山形市民会館小ホール(山形市香澄町2-9-45)[地図]
※指定の駐車場はありません。近隣の有料駐車場をご利用ください。

主催:山形県教育委員会
共催:山形市教育委員会・寒河江市教育委員会・南陽市教育委員会・大江町教育委員会・大石田町教育委員会・公益財団法人山形県埋蔵文化財センター

問い合わせ先(主催)
 山形県教育庁 文化財・生涯学習課
(文化財振興担当)
〒990-8570 山形市松波二丁目8-1
TEL:023-630-2879・2880


お知らせ:「平成30年度考古学講座」について(2月19日)

『平成30年度 考古学講座』を山形県埋蔵文化財センターにて下記の期日・内容で開催いたします。
多くの皆さまのご来場を、心よりお待ちしております。

※事前申込は不要、参加費は無料です。
※特別講演会は、講演会開始後や満席の場合には入場をおことわりすることがあります。お早めにお越しください。

特別講演会<終了しました>
2月19日(火) 10:00~11:45
演題:『北アジア遊牧国家の考古学―モンゴルでの発掘調査経験を中心に―』
講師:佐川正敏氏(東北学院大学文学部教授)

センター談話会
第1回:2月28日(木) 18:00~19:00 <終了しました>
   テーマ『山形県の災害考古学―1200年前の庄内大地震の実態―』(植松暁彦)
第2回:3月7日(木) 18:00~19:00<終了しました>
   テーマ『日本で一番有名な石槍の作り方―長野県伊那市神子柴遺跡から出土した縄文時代草創期の槍先形尖頭器に関する石器技術学的分析―』(大場正善)
第3回:3月14日(木) 18:00~19:00 <終了しました>
   テーマ『八反遺跡の一括出土銭―「世界初」のX線CT調査の成果から―』(高桑 登)

チラシ(PDF


考古学&遺跡発掘のお仕事参観日(2018年11月11日)

11月11日、当センターでは『考古学&遺跡発掘調査のお仕事参観日』を開催しました。好天に恵まれ、多くの方のご来場をいただきました。

センターの玄関先では、模擬発掘の体験コーナーを設け、お子さんを中心に発掘することの楽しさを、模擬体験を通して感じていただきました。

琥珀(コハク)から勾玉を作る体験です。ヤスリを使い、一所懸命になって勾玉を作りました。

各整理室では、整理中の土器や石器などの遺物の展示のほか、遺物への注記、石器の接合、遺物実測、中世の埋蔵銭や縄文時代の土笛のCT画像の操作など、さまなざまな体験を実施しました。
展示や体験を通して、当センターでの活動を知っていただき、埋蔵文化財に対する知識や保存・保護の必要性について、普及啓発を行いました。

ご来場いただいた多くの方々に、この場を借りて御礼申し上げます。


Yamagata Prefectural Center for Archaeological Research