縄文土器片の出土状況です。
調査が終了したので、トレンチの埋め戻しをします。
今回の発掘調査に参加した作業員の皆さんと調査員です。酷暑の中や雨天時の作業など、本当にありがとうございました。これにて発掘調査終了です。
完形に近い縄文土器が出土しました。
また竪穴住居の複式炉が検出されました。縄文時代の集落があったことが想像されます。
完形になりそうな縄文土器がぞくぞくと出土します。
まとまって出土した土器はそのまま残して掘り進めます。
上の写真の土器を取り上げて黒い土の部分を掘り進めたらまた縄文土器がかたまって出土しました。
今週も1個体の縄文土器がつぶれた状態で出土しました。
焼土が検出されました。
埋甕の出土状況です。出土品は100箱を超えました。興味深い遺物が次々出土します。
竪穴住居内の複式炉の石組みが見えます。焼土も検出されました。今回の調査区には、縄文時代の集落があったと思われます。
土坑を掘り上げた状況です。底から二本の折れた石棒が出土しました。
H1トレンチで竪穴住居跡が検出されました。この写真は炉跡の検出状況で、焼土も確認されました。
炉の埋設土器の検出状況です。この土器内に炭を入れたり、火種を保存しました。中にたまった灰を利用してドングリなどのあく抜きをしました。
「台付き鉢」の台の部分が出土しました。台の上の部分も復元できるか楽しみです。
縄文土器の破片が数多く出土する中、形状を一部とどめた遺物も何点か出土しています。
石皿と思われる遺物が出土しました。
面整理をていねいに削ると、黒い部分の遺構が姿をあらわします。
高瀬山遺跡の土層は基本的に3層で、上から茶色の表土、次の黒い部分に縄文時代の生活面があり、たくさんの土器や石器が出土します。その下が地山層です。
1番目の写真の上から2番目の黒い土の層から縄文土器がざくざく出てきます。
表土中から石鏃(矢じり)が見つかりました。これからどんな遺構や遺物が見つかるか楽しみです。
G2トレンチの面整理が終わった遺構検出状況です。手前と奥の赤茶色の面が地山です。中央部分の幅広く黒い部分が遺構です。
H区は地表ないしは線掘りをしただけで、縄文土器やフレークなどが見つかります。白のテープのラインがトレンチの方向で、白い箸が立っているところから遺物が出土しました。
重機で表土除去する前に試掘トレンチを入れて、遺物や遺構の分布状況を見ました。トレンチ右側の黒い部分が遺構で、そこに遺物が集中していることが分かります。
今回は高瀬山古墳のすぐそばも調査します。
毎日美しい月山を眺められます。
線掘りの段階で縄文土器の破片やフレーク(石片)などが
まとまって出土しました。
バックホーによる表土除去が始まりました。
冷え込む中、雨上がりの虹が美しかったです。
Yamagata Prefectural Center for Archaeological Research