「山形城三の丸跡第13次」カテゴリーアーカイブ

山形城三の丸跡第13次(10月28日~11月1日)


G-2区の状況です。
調査が終了し、埋戻し作業をしています。


調査事務所の撤収作業に入りました。
器材庫にあった器具を運び出しています。


山形城三の丸跡第13次の発掘調査が、無事終了しました。
関係者・地域の皆様のご協力、ありがとうございました。


山形城三の丸跡13次(10月21日~25日)


10月21日、調査説明会をおこないました。
平日にもかかわらず、60名以上の多くの方に参加いただきました。
市街地に残っていた竪穴住居跡や、
瓦がまとまって埋められた土坑(どこう=穴)に、関心が集まっていました。


竪穴住居跡の一つの北側に、カマド跡と思われる遺構が現れました。
支脚(しきゃく)に使ったと思われる土器、
袖石(そでいし)やそれを引き抜いた跡などが確認できます。


G-2区の全景です。
南東側(写真手前)に4棟の竪穴住居跡、北西側(写真奥)に河川跡、
その間に瓦がまとまって埋められていた土坑が2基ありました。


山形城三の丸跡第13次(9月24日~27日)


今週から、H2区の表土除去・遺構検出作業が始まりました。
今年度の調査区の最も東寄りで、大手町交差点に近い場所です。


H-2区の遺構検出状況です。
東側(写真奥)3分の2は、比較的良い状態で遺構が残っているようです。
大きな土坑(どこう=穴)や溝跡などが確認できます。


H-2区の東側壁際には、大小の石が集中して現れました。
昨年の第11次調査では、
似たような状況の場所の下に石組みの井戸跡がありましたが、果たして・・・


山形城三の丸跡第13次(9月2日~6日)


H-1区に続き、G-2区も重機で表土を除去し、面整理作業に進みました。
ジョレン(便利鍬)で丁寧に土を削っていくと、次々に遺構が現れます。


G-2区の面整理作業中に出土した軒丸瓦です。
火災除けの三巴文が描かれているのがわかります。
三の丸の武家屋敷の屋根に使われていたものでしょうか?


G-2区の遺構検出状況です。
東側(写真奥)には竪穴住居と思われる4つの遺構が確認できます。
西側(写真手前)にある大きな円形の遺構は井戸跡でしょうか?