L-2区の全景写真です。ここもまもなく調査が終了します。
次は、新しい調査区(N区とB区)の調査が始まります。
先週も紹介しました、K-2区の石組み遺構の完掘状況です。
いよいよK-2区の調査も終了です。
9月から調査を行うB区の様子です。
L-2区の全景写真です。ここもまもなく調査が終了します。
次は、新しい調査区(N区とB区)の調査が始まります。
先週も紹介しました、K-2区の石組み遺構の完掘状況です。
いよいよK-2区の調査も終了です。
9月から調査を行うB区の様子です。
お盆の連休明け1日目は、現場の環境整備や器材の準備を行いました。
休憩用のテントを組み立て直しています。
引き続きA区の旧河川跡を掘り下げています。
B区の空中撮影に向けて、調査区内、周辺の除草を行いました。
3区の遺構検出作業です。
奥の鉄筋コンクリートの建物が建っていた所は、3mほど掘削されていました。
2mも掘ると、河原のようにガラガラと大小の石が出てきます。
5区で検出した南北方向の溝の断面です。
堀ではなく、区画の溝だと思われます。
その溝を埋めるときに、このような大きな石も一緒に埋められていました。
6人がかりで引っ張りだしました。
18日と19日には、仙台の東北学院大学文学部歴史学科の佐川正敏教授の指導のもと、
本遺跡で学生さんの考古学実習が行われました。
暑い中での実習でしたが、土の中から出てきた遺物をみて、興味津々の様子でした。
今週は、3区の北側と4区の面整理を行いました。
調査区の標高が高い部分に、土坑や焼土などの遺構が多いことがわかりました。
4区から縄文時代中期の土器が出土しました。
4区では、縄文時代早期の尖底土器の底部が出土しました。
底が尖った土器で、地面に突き刺すようにして使われたと考えられています。
規則正しく並んだ遺構が見つかりました。
柱の跡と考えられます。
今週はラジコンヘリで空中からの写真撮影を行いました。
空中からの撮影で新たなことが判明することもあります
K-2区の石組み遺構は、3段目・4段目と精査を進めています。
中には直径50cmを超える大きな石もあるので、たいへんな作業です。
石組み遺構4段目の状況です。
石組みの内側に一辺約120cmの正方形の木組みがあったようです。
四隅の柱の跡がはっきりと確認できます。
木組みに使われていた木材の一部が、腐らずに残っているのが見つかりました。
この遺構の年代や性格を知る手がかりになるでしょうか?
4区の西側には、大量の土器片や石器が分布していました。
先週、遺物の取り上げを行った後、今週はさらにその範囲を掘り下げました。
掘り下げたところ、遺物がさらに出土しました。
4区の南東部を掘り下げたところ、袋状土製品が出土しました。
本調査では、2点目の出土になります。
4区の南東部、袋状土製品が出土したところの近くで、土偶の足の部分が出土しました。
出土した土偶の足の部分を洗ってみると、表面に精緻な文様が施されていることがわかりまました。
元の大きさを考えると、かなり大きな土偶であった可能性があります。
今後の調査で、残りの部分が発見されることが期待されます。
4区の南東部の黒色土が拡がる範囲に、
地層の状態を調べるために、細長いサブトレンチを設けました。
サブトレンチの南側では、少なくとも3個の土器がその場所で潰れた状態で出土しました。
黒色土が拡がる範囲に、住居などの遺構がある可能性が考えられます。
写真撮影のために、地面を削ってきれいにしています。
土の色がよく出ているのがお分かり頂けるでしょうか。
写真撮影の前にタワーを立てています。
遺跡の範囲は南側にも広がっています。
草がものすごく繁茂しているので汗だくになりながら草刈りを行います。
8月17日(日)に上山城で、体験イベント「昔の人の生活を知ろう!」と、
現在開催中の企画展のギャラリートークを行いました。
企画展「上山と周辺の弥生・古墳時代」についてギャラリートークを行いました。
みなさん熱心に話を聞いてくれました。
体験イベントでは勾玉作りを行いました。
今回は琥珀の勾玉です。
固く小さい勾玉に悪戦苦闘しながらも、みなさん上手に出来上がりました。
毎年恒例の弓矢体験は、今年も大人気!
夢中になって獲物を狙います。
B区にある土坑を掘り下げています。
木杭のようなものが見られます。
A区の状況です。
粘土質のため乾燥するとかなり硬くなるので、
水をまきながら掘り下げています。
週末に予想される台風に備えて、休憩用のテントを撤収しています。