10月6日(日)に山形県埋蔵文化財センター参観デーの
「埋文まつり2013-センター設立20周年記念-」が行われました。
中山地区へ移転後、はじめての埋文まつりです。
新しい企画もたくさん用意しました。

考古学体験では細かな作業に感心しながら、
拓本などの整理作業を体験してもらいました。

恒例のれきし仮装写真館では、古墳時代の衣装があたらしくお目見えしました。
古代人の気分になってハイ、チーズ!

毎年大人気のまが玉作りは、今年も大好評。
今回初の管玉作りも、みなさんに喜んでいただけたようです。

広いグランドを使っての弓矢体験は大賑わい!
みんな上手に的を倒していました。

企画展示はセンター20年間で掘った遺跡を時代ごとに見ていただきました。
今年出土したばかりの、八反遺跡の一括出土銭も展示しました。

H-2区の北側土坑より内側が黒い土師器が見つかりました。

H-2区南側の溝跡から多数の遺物が見つかりました。

H-2区の完掘状況の全景です。

SK141土坑の精査を進めています。
掘り下げると、平安時代の土器片がたくさんみつかりました。
傷つけないように細かく土を取り除いていきます。

表土掘削が終わった調査区南西部分の遺構検出作業を進めています。
どんな遺構が見つかるのでしょうか?

5日(土)に現地説明会を開催し、調査の成果を見学していただきました。

10月5日に現地説明会が行われました。

遺物説明の様子です。

遺構説明の様子です。
10月21日(月)に山形城三の丸跡第13次調査の現地説明会を行います。
調査では奈良・平安時代の竪穴住居跡や須恵器などがみつかり、
中世・近世の陶磁器なども出土しています。

まとまって出土した瓦
ぜひ足をお運びください。
現地説明会案内(PDF)
日時:平成25年10月21日(月) 13:30~
調査遺跡:山形城三の丸跡
場所:山形市大手町11-16(地図)
※説明会場には駐車場がありません。
周辺の公共駐車場を利用するか公共交通機関にてご来場ください。

空中写真撮影を実施しました。
溝、柱穴、井戸の配置がよく分かります。

以前出土した鎌と考えられる金属製品の取り上げ作業です。
非常に脆いため、土ごとウレタンで固めて取り上げました。

西郷小学校の6年生のみなさんが現場見学に来てくれました。
「どうして出土した土器から年代がわかるんですか?」など、するどい質問の連発で調査員もたじたじです。

10月5日に現地で調査説明会を開催しました。
古銭の出土した場所について説明をしているところです。
133名の方に参加していただきました。

今週から、H2区の表土除去・遺構検出作業が始まりました。
今年度の調査区の最も東寄りで、大手町交差点に近い場所です。

H-2区の遺構検出状況です。
東側(写真奥)3分の2は、比較的良い状態で遺構が残っているようです。
大きな土坑(どこう=穴)や溝跡などが確認できます。

H-2区の東側壁際には、大小の石が集中して現れました。
昨年の第11次調査では、
似たような状況の場所の下に石組みの井戸跡がありましたが、果たして・・・

壺、甕、擂鉢の破片がまとまって出土しました。
越前、珠洲、在地産の瓷器系陶器など様々な産地のものがあるようです。

来週の空中写真撮影に向けて調査区の清掃を行ないました。
調査もいよいよ終盤です。

今週は主に遺構が集中している部分を掘り進め、記録作業を行いました。

日照りが続き調査区が乾ききってしまったので、水を撒いて養生し、土を蒸らします。

土坑から縄文時代の石鏃が出土しました。

バックホウで表土を掘削しています。
調査区の南西部分では、深さ1m以上掘り下げています。

調査区東側の遺構群を北から撮影しました。
写真手前側(北)では遺構数が少なく、
写真奥側(南)に遺構が集中するのがわかります。
Yamagata Prefectural Center for Archaeological Research