調査区西側端にある川跡とみられる遺構を掘り上げました。
遺物の数としては少ないのですが、雨水が入ってしまうと土をあげるのも一苦労です。
以前紹介した「坩(かん)」が出土した地点の周りからも、古墳時代のものと思われる土器が多数出土しています。
また、27日(土)の調査説明会では見つかった遺構や出土した遺物を紹介します。
調査区西側端にある川跡とみられる遺構を掘り上げました。
遺物の数としては少ないのですが、雨水が入ってしまうと土をあげるのも一苦労です。
以前紹介した「坩(かん)」が出土した地点の周りからも、古墳時代のものと思われる土器が多数出土しています。
また、27日(土)の調査説明会では見つかった遺構や出土した遺物を紹介します。
SG6の精査を引き続き進めています。
今週も土器や木製品が多数見つかっています。
SG6河川跡から見つかった木製の横槌(よこづち)です。
縦35cm、幅7cmで、ほとんど壊れていない状態で見つかりました。
先週に引き続き、SG3河川跡の完掘に向け作業を行いました。
河川跡の底部からは、完形に近い土師器の壺(つぼ)や高坏(たかつき)等が、多く出土しました。
16日に無事、蔵増宮田遺跡の発掘調査を完了しました。
A-1区では、近世の井戸跡のまわりから古代のお皿(内側が黒くなっている)が見つかりました。
B-2区の井戸跡の底に埋まっていた金属製品です。
B-2区の井戸跡の石組の底にあった木材です。
平成24年度2回目となる理事会が8月23日(木)に埋蔵文化財センターで開催されました。
第2回理事会では
1.平成24年度第四半期の業務状況について(報告)
2.施設移転に係る住所変更登記について
以上の2議事について審議されました。
平成24年度第2回理事会議事録(PDF)
また調査説明会が終了している以下の遺跡について成果報告も行われました。
・山形城三の丸跡第10次調査(山形市)
・田向2遺跡(村山市)
・馳上遺跡・西谷地b遺跡(米沢市)
今週は、県B区の空中写真撮影を行いました。
撮影日当日は、風が強い日で、ラジコンヘリが飛行できるか不安でしたが、無事撮影が終わりました。
ラジコンヘリで撮影した写真です。
馳上遺跡・西谷地b遺跡のすぐ北東には、山麓一帯に
数多くの古墳が築造されている(群集墳)ことで知られている、戸塚山があります。
今週はまた、県C区で検出された竪穴住居の精査も行いました。
今後、出土した土器等の遺物を詳しく分析し、住居が建っていた年代等を考察していきます。
ベルトの角を掘り下げています。
赤い色の土の下に岩盤層があるかを調べます。
石器にポイントをつけ、計測の基準にします。
北側斜面です。
遺物がタワーになり残っています。
また壁断面の地層に線を引いています。
竪穴住居跡の精査が進んでいます。
写真の右側(南側)に遺物がまとまって見えます。
川跡完堀状況です。
幅は広いところで約4mにもなります。
再び勾玉が出土しました。
完全な形のとても美しい勾玉です。
SG6河川跡の掘り下げを進めています。
今週も完形の土器や木製品が多数見つかっています。
写真撮影や図面作成も忙しいです。
SG6河川跡から見つかった人形(ひとがた)という木製品(縦26cm、横2.5cm、厚さ2mm)です(写真上部が頭)。
名前の通り、人の形を表したものです。
先週見つかった鳥形木製品と同じで、おまじないで使用されるものと考えられています。