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山形城三の丸跡11次(5月21日~25日)


5月21日、山形城三の丸跡第11次調査が始まりました。
11月までの予定で、城北町の国道112号線沿いを発掘調査します。


調査区の東端にあるD区では、さっそく重機で表土を除去しました。
国道沿いの市街地のため、埋設されてある水道管等に注意しながら掘り進めます。


表土を除去したところから、ジョレン(便利鍬)を使って面整理作業を行います。
これから、どんな遺構が見つかるか楽しみです。


八反遺跡2次(5月14日~18日)


昨年に続き、今年も八反遺跡を調査します。
センターから発掘現場へ器材をトラック4台に分けて運び出すところです。


遺跡の開始式を行いました。
今年度の発掘作業員は80名を超す、大所帯となります。


急な雨をしのいだり、日差しを避けたりするための休憩用テントを4張設置しました。


早速調査の手始めとして、遺物包含層の掘り下げを行っています。
古墳時代から平安時代にかけての層と考えています。


山形城三の丸跡10次(5月14日~18日)


5月14日より、山形城三の丸跡第10次の発掘調査が始まりました。
写真は開始式の様子です。


重機で表土(現代の整地層)を除去しているところです。
河原石が調査区全体に転がっています。


表土を除去したところから、山形城三の丸の外堀跡と思われる
遺構(写真手前黒色土)が見えてきました。


平成24年度山形県市町村文化財担当者研修(5月11日)


5月11日に平成24年度第1回市町村文化財担当者研修が行われました。
研修の内容は、「文化財保護法に係る事務手続き」、「整理作業の進め方」、
「南陽市・米沢市の埋蔵文化財保護の取り組み」です。
37名(27市町村)の方々が参加しました。
また、南陽市と米沢市の埋蔵文化財保護に対する、
実際の取り組みついての発表や意見交換などを行いました。


昨年度調査の沼袋遺跡の整理作業では
土器片の接合作業を観ていただきました。


写真撮影スタジオ室では、撮影器材、
遺物の撮影の仕方について見学していただきました。


出前授業:朝日町立大谷小学校(5月17日)


どうやってこんな文様をつけたんだろう。
大昔の人の技に、感心することしきりです。


これを着れば、心は縄文人。
ちょっとチクチクしますが、着心地はそんなに悪くないようです。


縄文クッキーの再現です。
材料はドングリの粉が主成分。さて、うまく焼けたでしょうか?


焼き上がったクッキーの試食会。
ちょっと癖のある味で、女子の皆さんにはあまり評判が良くなかったようです。


出前授業:酒田市立宮野浦小学校(5月11日)


スライドによる説明を聞きながら、縄文の人々の暮らしに思いをはせます。


火起こし活動の真っ最中。
ようやく煙が立ちのぼり、炎が上がるのも間もなくでしょう。


庄内地方で発掘された縄文土器です。
じっくりと手にとって観察できるのは、出前授業ならではのこと。


お知らせ:ふるさと考古学講座「遺跡を掘ってみよう!」のご案内

平成24年度ふるさと考古学講座(1)「遺跡を掘ってみよう!」の
ご案内をします。

実際に遺跡を掘り、土器を発掘する体験ができます。

土の下に眠る歴史を、自分の手で掘り起こしてみませんか?

皆様の参加をお待ちしております。

ふるさと考古学講座(1)
「遺跡を掘ってみよう」チラシ

日時:平成24年6月3日(日) 13時~16時
対象:どなたでも(小学校3年生以下は保護者同伴)
定員:30名(応募多数の場合は抽選となります)
参加費:無料
場所:東根市八反遺跡(はったんいせき)
地図を表示する
持ち物:帽子・タオル・軍手・長靴・汚れてもよい服装・飲み物
申し込み方法:【講座名・氏名・郵便番号・住所・電話番号・年齢】を明記し、
ハガキ・FAX・メールのいずれかの方法でお申込みください。
締め切り:平成24年5月23日(水)
※お申込みいただいた方には、後日詳細をお知らせいたします。

問い合わせ・申し込み先
公益財団法人 山形県埋蔵文化財センター
〒999-3161
山形県上山市弁天二丁目15番1号
TEL:(023)672-5301
FAX:(023)672-5586
E‐mail:yac@yamagatamaibun.or.jp
担当:総務課企画情報室 向田 明夫