
調査区の南端部で見つかった河川跡の掘り下げを始めました。
まずはトレンチを設定して深さや遺物の有無を確かめます。

河川跡北岸の様子です。
黒い土が下の方で確認できました。さらに深くなっているようです。

河川跡からは中世から縄文時代の遺物が出土しました。
写真は縄文時代晩期の土器です。

今週から3区の調査がはじまりました。
土をていねいに削って遺構を検出していきます。

あわせて平板測量で遺構配置図をつくっていきます。

遺構の掘り下げをはじめると遺物が点々と出土しました。
これまでの調査区と比べて瓦(かわら)の出土が目立ちます。

遺構の再検出を行っている様子です。

先週に引き続き、調査区南側にある河川跡の掘り下げを行っています。
山形県埋蔵文化財センターでは、
「夏休みこどもミュージアムめぐり」(主催:やまがたアートライン実行委員会)
に参加しています。
当センターのオリジナルキャラクター「ビィーちゃん」が、
縄文時代から江戸時代までの食器をわかりやすく
教えてくれます。
スタンプを集めると、かわいい粘土細工をプレゼントします。
小学生だけではなく、どなたでもご覧いただけます。
ぜひ、見に来てください。

「やまがた埋文まつり2010」展示の様子

スタンプラリーのプレゼント「オリジナル粘土細工」
開催期間:平成23年7月25日(月)~8月25日(木)
開催時間:9時~16時
休館日:土曜日・日曜日
開催場所:(財) 山形県埋蔵文化財センター
(上山市弁天二丁目15-1)
地図を表示する
8月15日(月)・16日(火)には、「歴史・遺跡相談室」も開催します。
山形県内の歴史や遺跡について、やさしく、ていねいに教えます。
夏休み中の自由研究や自主勉強に活用ください。

週末の雨で、また遺跡の4分の1ほどが冠水しました。

遺物が集中しているところを、小さい鎌でていねいに掘り下げています。

その場所から、はく片が出土しました。

全景の写真撮影にむけて、準備をしています。

特に住居跡など、遺構のところは念入りにしています。

調査区の全景です。天気に恵まれ、予定通り撮影することができました。

調査区南側です。水はけが悪いので、歩み板に乗って掃除をしました。
火山灰が厚く堆積しています。どんな遺構でしょうか。

木製品が出土しました。

河川跡の可能性が考えられます。

今週は毎日、猛暑日の中での作業となりました。
本格的な調査に入るにあたり、作業員の皆さんに遺構の掘り方や図面の取り方、
作業の手順についての説明をしています。

掘り終えた遺構を測量し、方眼紙に記入して行きます。
日差しが強く、方眼紙のマス目が見えないので、ビーチパラソルで日陰を作っています。

梅雨が明け、暑い中での作業が続きます。

流れてきた泥で埋まってしまった排水溝を復旧しました。

梅雨の間ずっと水がたまっていた調査区の南端部がようやく乾きました。
遺構が見つかった様子を撮影しました。

蒸し暑い中、お互いに励まし合いながら発掘調査が進みます。

川跡と見られる場所を、横一列になって掘り下げていきます。
土器の破片はここからも出土しました。

甕(かめ)の一部と思われる破片です。
丸の中に十字の印があります。何かのサインでしょうか。
Yamagata Prefectural Center for Archaeological Research