今年度、新たに11名の職員が仲間となりました。
はじめに、センター内の施設案内です。
センターには、屋外にも器材庫や収蔵庫があり、
敷地全体の配置を覚えていただきます。
業務内容やOA機器の使用、安全衛生、
記録の取り方などの研修を行いました。
皆さん、メモを取りながら真剣に話を聞いています。
最後は、寒い中、屋外で実際に発掘調査で使用する
測量機器を使った実習を行いました。
研修担当職員の説明を聞いた後は、
実際に作業を行いながら、平板測量の説明を受けています。
平成23年3月23日(水)に、山形県私学会館で
平成22年度 第3回評議員会と第4回理事会が行われました。
議事は、
平成22年度事業計画の変更と補正予算書について、
平成23年度事業計画書と収支予算書について、
評議員の選定についてと、
評議員選定委員会の運営規則の制定、
選定委員の選任、
についてでした。
理事会の議長は、理事長の相馬周一郎氏です。
理事や評議員の方々から、貴重なご意見やご指導を
いただきました。
平成22年度に刊行した埋文やまがたを掲載しました。
埋文やまがた(45~46号)
ぜひご覧ください。
東根市にある山形県身体障がい者保養所 東紅苑で
「縄文時代の人々のくらし」の展示会を行いました。
開催期間:平成23年1月17日(月)~2月16日(水)
来場者数:864人
大変多くの皆さまにご来場いただきまして、
誠にありがとうございました。
展示風景
展示風景
当センターにおいては、ここ数年、県内各地域に出向いて
埋蔵文化財の出土品の活用について、公共的施設を利用しながら
出前展示に力を入れてまいりました。
今年度はさらに多くの県民の方々に出土品に
「触れて」「見て」「感じて」いただきたいという思いから
視点を変えて、特に身体障がい者や知的障がい者の方々にも、
身近なものとして親近感を持ってもらうため、
東根市の保養所である「東紅苑」に出向いて
展示をさせていただいたところです。
多くの来場者の皆さまから大きな評価を得たところで
ありますので、この成果を基に引き続き啓発普及に
努めてまいりたいと考えております。
上山市内の学校の教諭15名が訪れました。
はじめに、遺跡から出土した土器の洗浄作業を見学しました。
次に、土器などに細かい文字で遺跡名や出土地点などを書く
注記の作業を見学しました。
最後に、火おこしに挑戦し、火おこしのさまざまな方法について
説明も受けました。
東根市にある山形県身体障がい者保養所 東紅苑で
「縄文時代の人々のくらし」の展示会を行っております。
縄文時代の食べ物・住居・装飾品・祭祀の各テーマにあわせた、
遺物と写真パネルの展示を行っております。
ぜひ、一度ご覧になってください。
展示会チラシ(PDF 211KB)
土偶:山居遺跡(西川町)
人面土器:宮の前遺跡(村山市)
開催期間:平成23年1月17日(月)~2月16日(水)
開催時間:午前10時~午後4時
休館日:年中無休
開催場所:山形県身体障がい者保養所 東紅苑 1階ホール
(東根市温泉町2丁目16-1)
地図を表示する
新規追加した刊行物はこちらです。
・調査説明会資料
・平成21年度(2009年度)
・平成22年度(2010年度)
・調査報告会資料
・平成22年度(2010年度)
配布資料(PDF 3.3MB)
12月12日(日)に村山市の甑葉(しょうよう)プラザで、
今年度、発掘調査を行った遺跡のうち、6遺跡の成果を発表する
発掘調査速報会を行いました。
はじめに、当センター専務理事の挨拶がありました。
約200名の参加者が、
今年度、発掘調査を行った遺跡についての報告に耳を傾けました。
米沢市の鎌倉上遺跡の出土品展示コーナーです。
古墳時代の土師器が多数出土しました。
墨書土器が多数出土した清水遺跡の出土品展示コーナーです。
縄文時代晩期の作野遺跡の出土品は、
山形の米作りの伝わり方を知る手掛かりとなる可能性があるため、
多くの質問がありました。
10月から続いた森の原遺跡の発掘調査も、今年度分は終了しました。
最後は、調査期間中に使っていた機材をきれいに洗浄しました。
調査事務所として使っていたプレハブの片付けも行います。
調査事務所の看板や安全旗も取り外していきます。
最後に、森の原遺跡の発掘調査に携わった
調査員・作業員全員で記念撮影を行いました。
無事に今年度の発掘調査が終了し、
作業員の皆様はじめ、関係各位に感謝いたします。
発掘調査の一切が終了しました。
現場近くの機材庫に置いてあった機材を、
清水北発掘調査事務所プレハブに運び込みました。
調査課長から作業員の皆さんへ、
これまでの作業への感謝の言葉がありました。
最後に、東熊野苗畑遺跡の調査にあたった全員で、現場にて記念写真を撮りました。
調査では、調査区内にたまる水との格闘が多かったのですが、
古代における河川付近での生活の様子や、
古代から縄文にいたる古環境に関する資料が得られるなど、
大きな成果が上がりました。調査に携わった皆様に感謝申し上げます。
Yamagata Prefectural Center for Archaeological Research