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研修:新任・新採職員研修(4月4日~4月11日)


今年度、新たに11名の職員が仲間となりました。
はじめに、センター内の施設案内です。
センターには、屋外にも器材庫や収蔵庫があり、
敷地全体の配置を覚えていただきます。


業務内容やOA機器の使用、安全衛生、
記録の取り方などの研修を行いました。
皆さん、メモを取りながら真剣に話を聞いています。


最後は、寒い中、屋外で実際に発掘調査で使用する
測量機器を使った実習を行いました。


研修担当職員の説明を聞いた後は、
実際に作業を行いながら、平板測量の説明を受けています。


お知らせ:理事会・評議員会が行われました(3月23日)

平成23年3月23日(水)に、山形県私学会館で
平成22年度 第3回評議員会と第4回理事会が行われました。


議事は、
平成22年度事業計画の変更と補正予算書について、
平成23年度事業計画書と収支予算書について、
評議員の選定についてと、
評議員選定委員会の運営規則の制定、
選定委員の選任、
についてでした。


理事会の議長は、理事長の相馬周一郎氏です。


理事や評議員の方々から、貴重なご意見やご指導を
いただきました。


お知らせ:東紅苑(東根市)で展示会を行いました

東根市にある山形県身体障がい者保養所 東紅苑で
「縄文時代の人々のくらし」の展示会を行いました。

開催期間:平成23年1月17日(月)~2月16日(水)
来場者数:864人

大変多くの皆さまにご来場いただきまして、
誠にありがとうございました。


展示風景


展示風景

当センターにおいては、ここ数年、県内各地域に出向いて
埋蔵文化財の出土品の活用について、公共的施設を利用しながら
出前展示に力を入れてまいりました。
今年度はさらに多くの県民の方々に出土品に
「触れて」「見て」「感じて」いただきたいという思いから
視点を変えて、特に身体障がい者や知的障がい者の方々にも、
身近なものとして親近感を持ってもらうため、
東根市の保養所である「東紅苑」に出向いて
展示をさせていただいたところです。
多くの来場者の皆さまから大きな評価を得たところで
ありますので、この成果を基に引き続き啓発普及に
努めてまいりたいと考えております。


施設見学:上山市学研地域学習部会(2月2日)


上山市内の学校の教諭15名が訪れました。
はじめに、遺跡から出土した土器の洗浄作業を見学しました。


次に、土器などに細かい文字で遺跡名や出土地点などを書く
注記の作業を見学しました。


最後に、火おこしに挑戦し、火おこしのさまざまな方法について
説明も受けました。


展示会:東紅苑 縄文時代の人々のくらし

東根市にある山形県身体障がい者保養所 東紅苑で
「縄文時代の人々のくらし」の展示会を行っております。

縄文時代の食べ物・住居・装飾品・祭祀の各テーマにあわせた、
遺物と写真パネルの展示を行っております。

ぜひ、一度ご覧になってください。

展示会チラシ(PDF 211KB


土偶:山居遺跡(西川町)


人面土器:宮の前遺跡(村山市)

開催期間:平成23年1月17日(月)~2月16日(水)
開催時間:午前10時~午後4時
休館日:年中無休
開催場所:山形県身体障がい者保養所 東紅苑 1階ホール
(東根市温泉町2丁目16-1)
地図を表示する


発掘調査速報会(12月12日)

配布資料(PDF 3.3MB


12月12日(日)に村山市の甑葉(しょうよう)プラザで、
今年度、発掘調査を行った遺跡のうち、6遺跡の成果を発表する
発掘調査速報会を行いました。


はじめに、当センター専務理事の挨拶がありました。


約200名の参加者が、
今年度、発掘調査を行った遺跡についての報告に耳を傾けました。


米沢市の鎌倉上遺跡の出土品展示コーナーです。
古墳時代の土師器が多数出土しました。


墨書土器が多数出土した清水遺跡の出土品展示コーナーです。


縄文時代晩期の作野遺跡の出土品は、
山形の米作りの伝わり方を知る手掛かりとなる可能性があるため、
多くの質問がありました。


森の原遺跡(11月29日~11月30日)


10月から続いた森の原遺跡の発掘調査も、今年度分は終了しました。
最後は、調査期間中に使っていた機材をきれいに洗浄しました。


調査事務所として使っていたプレハブの片付けも行います。
調査事務所の看板や安全旗も取り外していきます。


最後に、森の原遺跡の発掘調査に携わった
調査員・作業員全員で記念撮影を行いました。
無事に今年度の発掘調査が終了し、
作業員の皆様はじめ、関係各位に感謝いたします。


東熊野苗畑遺跡(11月29日~11月30日)


発掘調査の一切が終了しました。
現場近くの機材庫に置いてあった機材を、
清水北発掘調査事務所プレハブに運び込みました。


調査課長から作業員の皆さんへ、
これまでの作業への感謝の言葉がありました。


最後に、東熊野苗畑遺跡の調査にあたった全員で、現場にて記念写真を撮りました。
調査では、調査区内にたまる水との格闘が多かったのですが、
古代における河川付近での生活の様子や、
古代から縄文にいたる古環境に関する資料が得られるなど、
大きな成果が上がりました。調査に携わった皆様に感謝申し上げます。