
調査区東側の撹乱の部分を掘っています。現代のコンクリート片やガラス片などに混ざって江戸時代の陶磁器や瓦、石鉢などが出てきました。

調査区東側全体を掘り終わった後の写真です。右側の石積みは、作業員が残土置場用に石を積み重ねて作ったものです。

今年のテーマは歴史絵巻。スタート前に甲冑姿の上山市長と記念撮影です。

第1走者は縄文人。なぜか卑弥呼を乗せています。
鉄砲隊に見守られてのスタートです。

第2走者は古墳時代。 関所で「おくりびと」饅頭をほおばります。

第3走者は飛鳥時代から平安時代。 聖徳太子と十二単のお姫様です。
かごは黒と黄色のテープ、縄文土器、ヘルメットと発掘現場をイメージしています。

最終走者は天地人にちなんで直江兼続と最上義光です。
ゴール後の国際交流も大事です。

結果は審査員特別賞。副賞の玉こんにゃくは職場でおいしく頂きました。
昨年の様子はこちらから。
センターでは、下記により埋蔵文化財調査研究員を募集いたします。
□採用予定 若干名
□応募資格 35歳未満の考古学履修者
□応募期間 平成21年6月1日(月)~6月30日(火)
□第1次試験 書類選考
平成21年7月15日(水)第1次試験合格発表
□第2次試験 平成21年7月27日(月)9:30~
実技試験、論文試験、面接試験
これらを総合判定し、平成21年8月下旬に最終合格者を発表。
□決定通知 平成21年11月下旬頃に採用決定通知。
□採用 平成22年4月1日
採用試験要領 221KB
採用試験申込書、発掘調査・整理調査実績表 81KB

今日から発掘調査の始まりです。みなさんちょっと緊張しています。
3か月間よろしくお願いします。

遺構の検出をしています。調査区西側に柱穴や土坑の穴が120基ほど見つかりました。

調査区(10区)の面整理をして、遺構を検出するための作業をしています。

10区の遺構に、石灰でしるしをつけました。5月20日に、遺構検出状況の写真撮影をしました。

土の色や質を見極めて、遺構を慎重に掘り下げて調べます。

10区の遺構配置図を作成するための、平板測量をしています。この日(5月21日)、山形市では30.8℃の最高気温を観測し、真夏日となりました。

先週に引き続き、便利鍬で地面を平らにする作業(面整理)から行いました。

5区に分かれた調査区のうち、1区・2区の面整理が終わりました。
写真左手に見えるこげ茶色の一帯が河川跡のようです。

河川跡から、古墳時代の高杯(たかつき)という高い台が付いた土器が見つかりました。

月曜日から、バックホーを使って遺跡表面の土を取り除く作業を開始しました。何が現れるかドキドキの作業です。 ところで画面奥は、天童市スポーツセンター野球場です。今週は「東北楽天ゴールデンイーグルス・2軍」の公式戦をやっています。

重機で表土を取った後、さらに平らに削っていくと、微妙に土色の違う部分が見えてきました。これが昔の人の生活痕の手がかりです。楕円で囲った部分と周りとの土色の違いが見えますか? とても微妙な差でした。頭を悩ませつつ、慎重に調べています。

表土除去が済んだ所からブルーシートで覆い、遺跡を保護しました。この写真は調査事務所の2階から撮ったものです。ここから毎日決まった時間に、調査区全体を撮っています(定点観測)。続けて見ると調査の進み具合が分かります。先週はまだ草地でした。これからも毎週1枚ずつ紹介しますので、ご注目下さい。

G2トレンチの面整理が終わった遺構検出状況です。手前と奥の赤茶色の面が地山です。中央部分の幅広く黒い部分が遺構です。

H区は地表ないしは線掘りをしただけで、縄文土器やフレークなどが見つかります。白のテープのラインがトレンチの方向で、白い箸が立っているところから遺物が出土しました。

重機で表土除去する前に試掘トレンチを入れて、遺物や遺構の分布状況を見ました。トレンチ右側の黒い部分が遺構で、そこに遺物が集中していることが分かります。
担当 : 須賀井(新)・水戸部

鮭川村の小反遺跡について説明を受けました。

土器や石器を触ってみよう!
どんな形や紋様があるかな?

みんなで協力しての火起こし体験。
もうすぐ火がつきそう?
担当 : 佐々木・植松

プロジェクターを使って縄文時代の生活や文化を
学習しました。

火を起こすことがどんなに大変であるかがわかりました。

初めての弓矢体験。
うまく弓がひけたかな?
Yamagata Prefectural Center for Archaeological Research