
4区の遺構を掘り下げています。連日の暑さに負けず、発掘調査を進めています。

7月31日から8月8日まで、4区の調査を行いました。8月18日からは、5区の調査が始まります。

古墳時代の住居跡からたくさんの甕や壺がつぶれた状態で出土しました。

中山町の小学生が発掘体験に訪れました。どうやって昔の家の跡を探すかを体験しました。

調査区脇の茂みでユリの花が咲きました。
◆『下大曽根遺跡』の発掘調査説明会を開催します。ぜひご参加下さい。
- 日 時 平成20年9月4日(木) 午後2時~
- 場 所 鮭川村大字庭月字下大曽 下大曽根遺跡現地
- 成 果
下大曽根遺跡は、平安時代の集落跡です。調査では、10世紀初めのものと考えられる竪穴状遺構(小屋跡)やゴミ捨て用に掘られた土坑をはじめ、集落の一部が発見されました。このうち、2基の土坑には、915年に十和田で噴火したときに降下したと考えられる火山灰が堆積していました。
出土した品は、平安時代に使われていた須恵器(すえき)や土師器(はじき)の土器類と、中世の陶磁器などがあります。
- 連絡先
下大曽根遺跡現地事務所
担当 須賀井新人 ℡090-5590-1156
より大きな地図で 下大曽根遺跡 を表示
担当 : 庄司・佐々木・星

土器に触れ、昔のくらしの様子を勉強しました。

縄文クッキーの材料に使うクルミを割っています。

縄文クッキーのお味は?

多くの児童が 質問や感想を発表してくれました。
キャリアスタートウィークで、上山市内の中学生5名がセンターの仕事を体験しました。

発掘された土器を洗浄しました。泥を丁寧に落とします。

水漬けして保存している木製品の水を交換しています。

出前授業で使用する道具のメンテナンス 。

道具の点検も大事な仕事の一つです。

現場事務所のすぐ目の前にある真室川中学校の全校生徒のみなさんが調査遺跡を見学にきてくれました。

落とし穴の掘り下げ作業をじっくり観察しています。

この日は発掘調査説明会も行われました。

初めて調査遺跡を見て、みんなびっくり。

へらを持ち土を掘りました。やった!。土器が出てきたよ。

事務所用プレハブを借用して、クルミ割り体験。

親子で弓矢にも挑戦。
担当 : 今・黒坂(広)・星

荒砥地区公民館におじゃましました。

勾玉作りをしました。

低学年の児童たちもいっしょうけんめい勾玉を削りました。

じょうずに勾玉が完成して大喜び。

雨でなかなか進まなかったE区の遺構検出作業が終わりました。
階段状の地形に、溝や土坑などが見つかっています。
右側には「箕輪道」という古い道の側溝が見えます。

G区の谷底のトレンチ調査の様子です。
現在のところ遺物は出土していません。

慈恩寺に近い調査区の遺構の掘り下げが始まりました。
やっと夏らしい青空になってきました。

先週お伝えした火山灰を含む土坑です。記録作業後に土層観察用の畦を外しました。

調査区の南半部の調査が終了し、ラジコンヘリによる空中撮影を行いました。

北側から見た調査区南半部の状況です。東側には竪穴状遺構と土坑が位置しています。西側では柱穴跡が集中して確認されています。
Yamagata Prefectural Center for Archaeological Research