昨年からの継続調査となっていたE区西部の柱根を伴う掘立柱建物2棟(SB350、
351)の完掘状況です。
E区東部で検出した柱穴群の精査に入りました。アタリが明確なものと、柱根を伴うもの
もありますが、掘り方の大きさが径20〜25cmの小さなものが多く、組み合わせもわかっ
ていません。この範囲内で100基ほどの柱穴が確認されています。
昨年からの継続調査となっていたE区西部の柱根を伴う掘立柱建物2棟(SB350、
351)の完掘状況です。
E区東部で検出した柱穴群の精査に入りました。アタリが明確なものと、柱根を伴うもの
もありますが、掘り方の大きさが径20〜25cmの小さなものが多く、組み合わせもわかっ
ていません。この範囲内で100基ほどの柱穴が確認されています。
今週も雨を気にしながらの作業でした。これは、B区の黒い土の部分を掘り下げている様子です。
C区から須恵器の壺が、ほぼ完全な形で出土しました。さらに全体を掘り下げて、調査していきます。
連日の雨で、東側を流れる吉野川の水位も上昇してきました。
調査区北側の土坑の半分を掘ったところです。縄文土器とともに石製品も出土しました。
調査区北側の土坑から縄文時代の注口土器が出土しました。赤く塗られているようです。
A区RP31 須恵器の底裏に文字が刻まれていました。
B区 竪穴住居跡と思われる遺構の出土状況です。
C区縦組み木枠井戸 井戸の出土状況です。くり抜いた木を使っている部分(手前)と、細かい板を組み合わせている部分(奥)で構成されています。細かい板を組み合わせている部分には横木が渡されています。
C区横組み木枠井戸 井戸を約30センチ掘り下げると、中から木組みが検出されました。
拡張した部分も完掘がほぼ終わりました。後は記録作業が中心となります。
ラジコンヘリを飛ばし、上空から調査区を撮影するところです。撮影日の木曜日は天候に恵まれ、ホッとしました。
モニターを見ながら、撮影場所を指示します。
今週から稲荷山館跡発掘調査が始まりました。調査区が低い位置にあるため、水が溜まりやすい場所です。
調査区内の杉の切り株を除去しています。作業員さんが手際よく根を切り落としていくので、あっという間に取り除かれました。
これは中世の土の鍋で、内耳土鍋というものです。米沢では出土する遺跡が多いです。
先週に引き続き今週も遺構の半截作業や記録作業を行っています。
柱穴を半截し、断面を検出した状態です。この柱穴には柱が残っていました。これから写真や図面をとりその後に完掘していきます
今週は水汲み作業と面整理作業の繰り返しでした。早く梅雨があけてほしいものです。
調査区の北端部の調査状況です。写真の上部に昨年の調査で明らかになっていた溝跡があります。今年度の調査で続きが出ており調査しました。およそ2m間隔で溝が南北に走っています。ただし、写真の左側の溝は、やや向きが異なっており、斜めに走る溝も見られます。
上記の溝の続きを調査しています。1枚目の写真の上部にかかっていたシートは、この写真の上部にあたります。
柱の穴と考えられる小さな遺構の調査に入りました。柱の跡を探すために少しだけ掘り下げます。
黒い部分が柱の跡です。その周りに、柱を据えたときに埋め立てた土が確認できました。
雨が降ると水と一緒に砂がたくさん流れてきます。特製のろ過装置が大活躍です。