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興屋川原遺跡第3次(7月18日〜7月21日)


昨年からの継続調査となっていたE区西部の柱根を伴う掘立柱建物2棟(SB350、
351)の完掘状況です。


E区東部で検出した柱穴群の精査に入りました。アタリが明確なものと、柱根を伴うもの
もありますが、掘り方の大きさが径20〜25cmの小さなものが多く、組み合わせもわかっ
ていません。この範囲内で100基ほどの柱穴が確認されています。


矢馳A遺跡第3次(7月18日〜7月21日)


A区RP31 須恵器の底裏に文字が刻まれていました。


B区 竪穴住居跡と思われる遺構の出土状況です。


C区縦組み木枠井戸 井戸の出土状況です。くり抜いた木を使っている部分(手前)と、細かい板を組み合わせている部分(奥)で構成されています。細かい板を組み合わせている部分には横木が渡されています。


C区横組み木枠井戸 井戸を約30センチ掘り下げると、中から木組みが検出されました。


稲荷山館跡第2次(7月18日〜7月21日)


今週から稲荷山館跡発掘調査が始まりました。調査区が低い位置にあるため、水が溜まりやすい場所です。


調査区内の杉の切り株を除去しています。作業員さんが手際よく根を切り落としていくので、あっという間に取り除かれました。


これは中世の土の鍋で、内耳土鍋というものです。米沢では出土する遺跡が多いです。


行司免遺跡第3次(7月18日〜7月21日)


調査区の北端部の調査状況です。写真の上部に昨年の調査で明らかになっていた溝跡があります。今年度の調査で続きが出ており調査しました。およそ2m間隔で溝が南北に走っています。ただし、写真の左側の溝は、やや向きが異なっており、斜めに走る溝も見られます。


上記の溝の続きを調査しています。1枚目の写真の上部にかかっていたシートは、この写真の上部にあたります。

 


天王遺跡(7月18日〜7月21日)


柱の穴と考えられる小さな遺構の調査に入りました。柱の跡を探すために少しだけ掘り下げます。


黒い部分が柱の跡です。その周りに、柱を据えたときに埋め立てた土が確認できました。


雨が降ると水と一緒に砂がたくさん流れてきます。特製のろ過装置が大活躍です。