行司免遺跡の東側は写真のような細い溝が南北に何条か走っているようで、このうち確認できた4条を調査しました。
これもまた溝跡と思われます。このように行司免遺跡は、溝が何条も掘られていたことがうかがえます。
行司免遺跡の東側は写真のような細い溝が南北に何条か走っているようで、このうち確認できた4条を調査しました。
これもまた溝跡と思われます。このように行司免遺跡は、溝が何条も掘られていたことがうかがえます。
今週はE区に戻り、遺構のプランが不明確な部分についてさらに掘り下げながらの検出作業を行いました。
乾燥による地割れと降雨による荒れを防ぐため、遺構の分布する範囲に、シートを掛け、遺構検出面を保護する作業です。
今日は天童市立天童中部小学校におじゃましました。
4クラス130名で勾玉作りをしました。
形を描いたら、ひたすら削ります。
クラスごとに縄文服を着て記念撮影です。
縄文時代の土坑の壁際から、管状の土製品が3点並んで出土しました。一緒に石鏃も見つかっています。
直径約2cm、中空部分は1cm程です。それぞれ途中で折れているので、元はもっと長かった様です。左端の遺物の側面に、作った時の爪痕とみられる凹みが見えます。
縄文調査区のトレンチから、いくつか遺構が確認されています。黒っぽく見えているところが、その範囲のようです。
南側の帯曲輪を掘り下げている様子です。盛り土が多く、作業員さんと愛車のキャリアがフル稼働です。
木製品が大量に出土した地点から、こぶし大の木製獅子頭が出土しました。赤く染められていて、きれいでとてもかわいらしいです。
拡張した調査区の遺構面です。今週は検出した遺構を掘っていきました。
円状の遺構が検出されました。十字の部分は残して掘り、この遺構の性格を調査して
いきます。
2つ目の埋設土器が出土しました。土器を傷つけないように丁寧に検出しています。どのような土器が埋まっているのでしょうか。この後、半分だけ堀り、土器の状態を調査していきます。
6月の第1週目にラジコンヘリで真上から撮影した遺跡の全景写真です。
今週の月曜日に、小国町立北部小学校の6年生の皆さんが職場体験にきてくれました。暑い中でしたが、熱心に発掘作業に取り組んでくれました。
SK140の遺物検出状況です。底面から土器や石器が出土しました。写真左上の土器は、急須などのように筒状の注ぎ口がある注口土器です。
A区の遺構が南側へ広がることから、調査区の拡張を行いました。区画溝がきれいに見つかりました。
新たに調査を開始する区域(B区)の範囲を設定しました。表土の下には硬い粘土層があり、四苦八苦です。
調査区の壁際で溝の断面を確認しました。溝の壁際に溜まった砂と地山がよく似ているため、断面で確認しながら掘り下げていきます。
溝の底から青磁が出土しました(写真右下)。
溝から出土した遺物です。左から珠洲焼の甕、中国産の青磁、珠洲焼の擂鉢です。青磁の内面にはヘラで唐草の模様が彫られています。溝は13世紀ごろに埋まったと考えられます。
石組の井戸を完掘したことろです。2m以上掘り下げました。掘方に係わった方々、暑い中ご苦労様でした。
下層の遺構(溝跡)です。現在の検出面から90cm下から縄文時代の遺構が検出されました。土器も数点出土しています。
珍しい来跡者です。日本カモシカが里から山に戻る途中、調査区周辺に現れたようです。しばらく調査の様子をそっとのぞいていました。