
リーフレット(PDF)
鶴岡市の、鶴岡市朝日中央コミュニティセンター「すまいる」 1階ロビーにて、企画展『足元には文化財展』を開催しています。
野新田遺跡から出土した縄文時代の遺物を展示するほか、旧朝日村周辺の遺跡も紹介しています。常設された砂川A遺跡の展示とともにご覧ください。
国宝「縄文の女神」(レプリカ)も展示中です。
[展示期間]
平成27年10月23日(金)~11月15日(日)
[展示場所]
鶴岡市朝日中央コミュニティセンター「すまいる」 1階ロビー (地図)
[開館時間]
9:00~17:00

先週に引き続き2区の個別遺構の掘り下げを行いました。

1区の竪穴住居跡(ST194)をアルミタワーを建てて撮影を行いました。

先週の金曜日(23日)に大蔵小学校の6年生32名が現場見学・発掘体験に来てくれました。職員の説明を熱心に聞いていました。

土の中から出土する土器・石器に感激していました。天候にも恵まれ、発掘体験日和でした。

今週も、3区と4区の遺構の精査と記録作業を中心に調査を行いました。

3区の盛り土遺構からは、今年度の調査で最初となる土偶が発見されました。木が倒れて土壌が動かされた土の中から出土しましたが、ほぼ完形品でした。顔の表現がないのですが、胸やお尻が表現されていました。

3区の大型の土坑からは、やわらかい凝灰岩製の大きな石製品が出土しました。表面には、石器で削った痕跡が認められました。どのような性格のものであるのかは、今のところわかりません。

凝灰岩の石製品が出土した大型土坑の底には、掘削した際に残されたと思われる痕跡や、多数の規則的に斜めに並ぶ線条痕が認められました。線条痕は、掘削の際の痕跡なのか、あるいはムシロなどの敷物の痕跡なのでしょうか?いずれにしても、大型土坑の性格を知るうえでの大きなヒントとなる痕跡であると思われます。

2区の三の丸堀跡を掘り下げました。現地表面からほぼ2.5mほどで堀底になります。他の地区の調査などを見ても、三の丸の堀は深い場所と浅い場所があるようです。

8区の遺構精査作業です。
住宅の上下水道とガス管の部分を残して調査しています。

P-1区の遺構検出を始めました。所々にコンクリートや建物の基礎が入っており、掘り下げるのはなかなか大変な作業です。

先週みつかった石列のまわりを掘り下げました。
石の間からは陶磁器や黒瓦が出土しています。

調査区の西側でも石列の続きと考えられる大きな石が二つ検出されました(写真左上)。

10月18日(日)『埋文まつり2015』が開催されました。
350名程の方々に足を運んでいただき、今年も盛況でした。

昨年度から始めた琥珀(コハク)での勾玉つくり体験。硬くて削りにくい素材でなかなか大変ですが、ピカピカの完成品に皆さん満足していただけたようです。

整理体験では、土器の接合にチャレンジ。土器表面の文様がつながる部分を探します。パズルのような作業に思わず熱中!

展示コーナーでは、たくさんの土器や土偶が勢ぞろい!製鉄関連などの特殊な遺物なども展示され、見ごたえのある内容に、お客さんも興味津々のようでした。

まつり会場には、舟形町から、国宝土偶「縄文の女神」の生まれ変わりの「めがみちゃん」が遊びに来てくれました。記念撮影に引っ張りダコの人気者でした。

スーパーサイエンスハイスクール事業(SSH)の一環で、当センターで米沢興譲館の生徒に講義を行いました。はじめにセンターの業務概要を説明し、その後文化財と関連科学について講義をしました。

後半はセンター内をまわり、整理業務の様子や展示室を見学してもらいました。

2区の堀跡を調査しています。底面の砂礫層からは、江戸時代後期の磁器や瓦の破片がたくさん出土しています。

2区の堀跡から、将棋の駒が出土しました。「王将」です。漆で文字を書いているようです。現在の一般的な王将の駒よりは一回り小さいです。

8区の遺構精査も同時に進めています。昨年度検出された南北方向の大溝の続きを確認しました。8区に入るとすぐに東方角に屈曲しているか、ここで終わっているようです。残念ながら、東半分は近現代に深い撹乱を受けて確認できません。

P-2区・P-3区の埋め戻しを行いました。

今年度最後の調査区、P-1区の表土除去を行いました。
以前この場所には大型の建物が建っていました。

以前の建物のコンクリート基礎がありましたが、影響を受けていない部分には並行する石列が残っていました。

2区西側に点在する個別遺構の精査を行いました。
各遺構から土器・石器が出土しています。

2区捨て場(SF133)の掘り下げを引き続き行っています。
出土量は相変わらず多いです。
Yamagata Prefectural Center for Archaeological Research