「2007(H19)年度」カテゴリーアーカイブ

川前2遺跡第3次(8月20日~8月24日)

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古墳時代前期の中型の壺形土器が出土しました。埋められた状態を確認するため、半分を断ち割りましたが、掘り込みは確認できませんでした。

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その壺形土器を取り上げているところです。包帯を巻き付けて壊れないようにしています。

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取り上げ作業は無事終了しました。

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出土した古墳時代前期(4世紀後半)の土器の写真撮影を行いました。

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そのアップの写真です。小型の甕や壺が纏まっています。洪水の頻発地帯でしたので、洪水が起こらないように願って配置された特別な土器の可能性があります


堤屋敷遺跡第2次(8月20日~8月24日)

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溝跡(SD116)の底面から木製品が出土しました。柄杓(ひしゃく)の水などを汲む器の部分だと思われます。

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3区の南側に位置する溝状遺構です。掘り下げ段階なので深さは不明ですが、堀跡の可能性があります。内耳土鍋の破片がまとまって出土しています。

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堀跡周辺からは、火を受けた石組みと貼床が検出されました。土の堆積から堀跡よりも新しい遺構で、かまど跡の可能性があります。


矢馳A遺跡第4次(8月20日~8月24日)

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古墳時代の川跡(SG1048)掘ったところ、北側に遺物が集中して出土しました。川の流れによって、遺物が溜まりやすい場所だったことが考えられます。

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川跡(SG1048)から出土した土師器の甕です。

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先週から調査を行っている井戸跡を掘り終えました。冷たい水が今も沸いてきます。


興屋川原遺跡第4次(8月6日~8月10日)

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A区平安時代の掘立柱建物跡です。確認できた柱跡6つのうち、5つに柱が残っていました。建物は調査区の外に広がっていますので、正確な規模はわかりません。

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C区古墳時代の竪穴住居跡が壁面にかかっているため、拡張して広がりを確認しました。その結果、一昨年の調査で確認した、竪穴住居跡の可能性がある遺構と同一であることが判明しました。

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お盆休みに入るため、調査区出入口にロープを張りました。


上の寺遺跡(8月6日~8月10日)

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C区の調査に入りました。斜面の段々の年代や構築方法を調べるために、杉の木の間をぬって6本のトレンチを入れました。
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段差は高いところでは人の背丈ほどもあります。土の運搬に一苦労です。

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先週出土した青磁碗です(左)。内面にはスタンプで花の模様が施されています。
写真右は同じ時期の青磁碗の参考品です。このような形であったと考えられます。