
調査区を東西に流れる平安時代の溝跡です。ポンプで水を汲み上げながら、掘り下げを行っています。

溝跡からは、様々な時代の土器や石器のかけらが出土しました。溝内に流れ込んだり、廃棄されたりしたものと考えられます。

縄文時代前期のフラスコ状土坑です。穴が奥に広がっていて、木の実など食料を貯蔵していました。

円形の溝の深さは60cmを超えます。今週は溝の下層を掘っていますが、古墳時代のものと思われる土器の破片が出土しています。

今週は井戸の発掘も進めています。遺物が出土していないので時代は不明ですが、現在も掘り進めていると水が湧いてきます。

梅雨時の調査風景です。足元に十分注意しながら、泥だらけの調査は続きます。せっかく掘った遺構も埋まってしまいます。

古墳時代前期の住居跡(ST5)の床面から、土器がまとまって出土しました。

古墳時代の住居跡(ST5)から出土した土器の状態や内部の施設を、図面に記録しているところです。

今週の初めに、改めて2区の完掘状況を撮影しました。写真は撮影のためのやぐらを組んでいる様子です。

やぐらから見下ろした2区の完掘状況です。手前の壁側には、竪穴住居跡(ST39)が見えます。

3区北側では、掘立柱建物跡1棟が確認されました。東西軸に伸びる2×3間、東側に1面の庇(ひさし)がつくようです。

F区の遺構検出状況です。調査区の範囲が広いため、今回は約10メートル×20メートル範囲で遺構を探し、白線を引いて記録写真を撮りました。

川の跡(SG772)を掘り始めました。移植ベラで慎重に掘り下げます。

基準点測量とグリッド杭を設置しました。

重機による表土掘削。A区の表土掘削作業です。7/11に重機による表土掘削作業が終了しました。

A区全景。表土掘削が終了したC区全景です。

A区は表土から遺構検出面まで深いので、崩れやすい上部盛土層を土嚢を積んで補強しました。

C区全景。表土掘削が終了したC区の全景です。

今週はラジコンヘリによる空撮を行いました。

ラジコンヘリで撮った写真です。晴天に恵まれ、鳥海山も見えました。

7月11日に関係者による説明会を行いました。これをもって玉作1遺跡第3次調査が無事終わりました。

今週から掘り始めた調査区は山の中腹にあります。

新しく表土を剥いた調査区の遺構を探しているところです。

これまでにないぐらい遺物が出土する箇所が見つかりました。

1枚目の写真のアップです。大量の土器の中に四角い石があります。良く見ると赤い色が塗られているようです
Yamagata Prefectural Center for Archaeological Research