「2014(H26)年度」カテゴリーアーカイブ

羽黒神社西遺跡(6月2日~6日)


調査区全景(南から)中央右側に縄文時代中期中葉の遺物包含層が確認されました。
その下の遺構が見えてくるまではもう少し時間がかかりそうです。


3区中央部の遺物検出状況(北から)土器や石器が集中して出てくることから、
その分布や出土状況を調べるために、少しずつ丁寧に掘り下げを行っています。


2区・4区表土除去状況(北から)この地域でも、
斜面上部から中腹にかけて土器などのまとまった出土状況を確認しました。


2区中央西壁際の縄文土器出土状況(東から) 一つの土器がつぶれて横倒しになっているようです。
土器の厚さや部分部分の大きさから、かなり大きな土器だったことが推測できます。


調査区パノラマ(南から) 1区・3区の表土除去が終わって調査現場らしくなってきました。


山形城三の丸跡14次(6月2日~6日)


検出された遺構を掘り下げています。
土の色や内容物を確認しながら、慎重に掘っていきます。


現在調査しているJ-2区の中央の溝から、大きな石がまとまって検出されました。


掘り上がった遺構の記録作業をしています。
断面図と平面図の二種類の図面を作成しています。


山形城三の丸跡14次(5月26日~30日)


最初の調査区(J区)を4つに分けた内の一つ、J-3区の遺構検出状況です。


J-1区から出土した瀬戸美濃折縁皿です。
ほぼ完全な形で出土しています。


折縁皿と同じく、J-1区から古銭がまとまって出土しました。
今後も、貴重な遺物が出土しそうです。


羽黒神社西遺跡(5月26日~30日)


調査区を南から見た写真です。
ショベルカーで表土を掘って、
そのあとで住居跡などの遺構を探すために、地面をうすく削っています。


調査区の南東側を、.南から撮影した写真です。
調査区南東側の表土を除去しました。
その際に、たくさんの縄文土器や石器が出土しました。


調査区南東側では、たくさんの縄文土器や石器とともに、
深緑色した細い磨製石斧が出土しました。
これ以外にも、これから調査が進むにつれて、
いろいろな縄文時代の遺物が出土するかもしれません。


調査区南東側の表土除去も、おおむね終了し、
来週からは調査区の北側の表土除去が始まります。
北側では、どのような遺構・遺物が出てくるのでしょうか


羽黒神社西遺跡(5月19日~23日)


5月19日、羽黒神社西遺跡の発掘調査が始まりました!
発掘調査では、縄文時代中期の遺物や遺構が発見されることが期待されます。
調査開始にあたって、発掘調査の開始式を行いました。


草や木や地表面の土を、ショベルカーを使ってかき出しています。


遺跡の西側から撮影したパノラマ写真です。
調査するところは、たいへん起伏に富んだところです。
調査する範囲の外側に沿って、細い溝を掘りました。


調査する範囲の東側の溝掘りで、さっそく縄文時代中期の土器片がたくさん出てきました。
これから本格的な調査が始まれば、よりたくさんの土器や石器などが出てくるかもしれません。


山形城三の丸跡14次(5月20日~23日)


5月20日、山形城三の丸跡第14次調査が始まりました。
事務所は国道112号線の南側・城北町の西端の交差点に面した場所です。
これから11月末まで約半年間の調査になります。


調査開始2日目・3日目は、あいにくの雨でしたが、
調査区の周囲をフェンスで囲むなどの作業を着々と進めました。
手前では重機で調査範囲の舗装を剥がしています。


5月23日(金)から、ようやく最初の調査区(J区)の表土除去を開始しました。
霞城公園北不明門入口交差点の南西側です。
比較的良い状態で遺構面が残っているようです。