「2016(H28)年度」カテゴリーアーカイブ

壇山古窯跡群(7月4日~7月8日)

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窯の底には、直線的に割れた土器が敷き詰めてられており、排水溝として利用していたものと考えられます。

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今まで性格不明だった遺構が、県内ではほとんど類例のない、地下式の須恵器窯であることがわかりました。

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窯底からはたくさんの須恵器が出土しています。
2ヶ月間続いた調査も今週で終了です。
調査に携わった皆さんのご協力に感謝いたします。


山形城三の丸跡第19次(6月27日~7月1日)

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バックホーで10区の表土を剥ぎました。
かつてアパートが建っていた場所ですが、それ以前はタクシー会社の本社(兼)営業所があった場所でもあり、その頃の建物の基礎が多く残っていました。

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重機で表土を剥いた後に地面を削って、遺構を見つけていきます。

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委託業務で基準点を設置してもらいました。
調査区や遺構の測量をするとき、正確な位置や標高を記録する基となります。


山形城三の丸跡第18次(6月27日~7月1日)

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城北町の調査区の完掘状況全景を撮影しました。
今後は遺構検出面を掘り下げて下層の確認を行います。

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調査区南西の大型土坑の平面図を作成しています。
かつては水を湛えていた池などの遺構と考えられ、粘土層の下には護岸と思われる石積みがありました。


八幡西遺跡(6月27日~7月1日)

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写真撮影の様子です。
デジタルカメラは背面の液晶モニターを見ながら、映像を拡大表示してピントを厳密に合わせます。
遮光して液晶を見やすくするため、黒い布をかぶって撮影しています。

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今週は地質の専門家を現場に招き、地層の見方や記録の仕方を指導してもらいました。
遺跡の成り立ちを叙述するには、層序学的な検討も欠かせません。