竪穴住居跡から土器がまとまって出土しました。
半分顔を出した土器です。形がよく分かります。
竪穴住居跡のひとつを発掘しています。
掘る範囲をより正確に見極めていきます。
移植ゴテや三角ガマを使って、慎重に遺構を掘り下げています。
今回の調査は、1区(東側)と2区(西側)に分けて行っています。
写真は1区を西から見た様子です。
2区にある土塁の断面を確認しました。
最も高いところで180cmを超えています。
森の原遺跡第2次の発掘調査説明会を開催します。
発掘した遺跡を見ながら、遺構や遺物の解説をします。
ぜひ、多くの皆さまのご来場をお待ちしております。
発掘調査説明会案内チラシ(PDF 182KB)
案内用地図(PDF 174KB)
森の原遺跡2次:遺物出土状況
調査遺跡:森の原遺跡2次(もりのはらいせき2じ)
日時:平成23年9月25日(日) 午後2時から
場所:村山市大字土生田字道出
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お願い:自家用車・自転車で来られる方は、
係の者の誘導に従って駐車・駐輪してください。
雨天の場合は、調査事務所内での説明になります。
アクセサリーでしょうか?4~5cmほどの石製品です。
割れないように穴を開けるのは大変だったことでしょう。
溝状遺構の断面を観察しています。
中央部で、盛り上がる層状の砂の堆積が確認できました。
遺構の平面図を作成しています。
トータルステーションという測量機器もありますが、状況により使い分けます。
レベル(測量機器)を使用して、断面図の作成を行いました。
調査の最後にラジコンヘリを使用して空中写真の撮影を行いました。
秋晴れの空の下、良い写真が撮れました。
掘立柱建物跡の検出状況を撮影するための準備をしています。
鞴(ふいご)の羽口(はぐち)が出土しました。
製鉄をしていた可能性があります。
調査区中央付近にある土坑に堆積した火山灰を採取し、
いつどこで噴火が起こったのか調べます。
気持ちいい秋晴れです。
精査、写真撮影、図面作成など様々な作業が進んでいます。
河川跡で出土した土師器(はじき)です。
内面に黒色処理がされていました。
平安時代の住居跡のカマドからは、
当時の茶碗やナベなどが多く出土しています。
別の住居跡からも多くの遺物が出土しています。
調査区北東部の調査を進めました。
この一帯は石を集めた遺構が多く見つかっています。
先週報告した火葬墓をさらに掘り進めました。
頭を北にして西側を向いて埋葬されているようです。
上の写真のものと同じタイプの火葬墓です。
遺構のサイズはやや小さく、出てくる骨も細いものが多いようです。
竪穴住居跡の煙道部分です。
東西に縦断する溝跡です。かなりの深さがあります。
Yamagata Prefectural Center for Archaeological Research