全景写真の撮影に向けて、調査区の環境整備を行いました。
ラジコンヘリコプターを使用して、調査区の全景写真を撮影しました。
11月18日(金)に出土品と器材をセンターへ搬出し、
無事に調査の全日程を終了しました。
堀の底に泥が溜まってきたので、重機を使って取り除きました。
11月12日(土)に調査説明会を行いました。
天候にも恵まれ、多くの方にご来場いただきました。
説明会では、堀底の調査区に降りて、
建物跡の遺構も間近に見ていただきました。
押出遺跡4次の発掘調査説明会を開催します。
沼尻堀右岸(西側)を調査し、縄文時代前期の
集落跡の一部が確認されました。
また、多数の縄文土器・石器が出土したほか、
湿地内の住居が沈まないように、床下に丸太を並べた
構造物の一部も確認されました。
駐車場が限られておりますので、満車の場合は
ご入場をお断りすることもあります。
発掘調査説明会案内(PDF 83KB)
案内用地図(PDF 614KB)
押出遺跡4次:出土した土器や石器
調査遺跡:押出遺跡4次(おんだしいせき)
日時:平成23年11月12日(土) 午前10時30分~ (雨天決行)
場所:東置賜郡高畠町大字深沼字押出
地図を表示する
木を崩さないように注意しながら、建物跡をきれいにしています。
きれいにした後、タワーを設置して写真撮影を行いました。
完全な形と思われる土器が見つかりました。
出土状況を記録した後、取り上げます。
移植ゴテや竹ベラを使ってていねいに壁の土を削っています。
土器もたくさん見つかっています。
壁から削りとった土を水で洗っています。
小さな石器のかけらや木の実などが見つかります。
これまでに見つかった土器や石器の一部です。
堀底の泥や水を取り除いて、写真撮影を行いました。
調査区の南側で壁の一部を掘り下げると、土器が見つかりました。
掘り下げによって見つかった土器です。文様がはっきりと見えます。
掘り下げる深さを計りながら、重機で慎重に表土を取り除いていきます。
表土を取り除いた後、
足場を固めながら堀の側面をきれいにしています。
側面をきれいにすると、住居の基礎として使われた丸太が見つかりました。
約5,500年前(縄文時代前期中ごろ)のものと考えられます。
押出遺跡(おんだしいせき)第4次発掘調査が始まりました。
はじめに調査区となる堀の底を撮影しました。
排水用の溝を調査区の端に掘りました。
堀の側面の土を削って、きれいな状態にしています。
今週は雨が続き、堀跡にも多量の水がたまりました。
遺構を掘り下げた後の2区の全景写真です。
器材の搬出を行い、無事に発掘調査を終えることができました。
2区の写真撮影に向けて、調査区内をきれいにしています。
2区の西端で検出した堀跡の様子です。これから掘り下げていきます。
堀跡に設置した畦の断面を観察して、堆積の様子を作図しています。
Yamagata Prefectural Center for Archaeological Research