調査区G-1南東角の遺構より石組が現れました。
調査区G-1土坑(どこう=穴)より高坏が出土しました。
竪穴住居の完掘状況です。
調査区G-1南東角の遺構より石組が現れました。
調査区G-1土坑(どこう=穴)より高坏が出土しました。
竪穴住居の完掘状況です。
今週から、いよいよ2区の調査が始まります。
まず、重機での表土掘削を行いました。
週の後半には、2区の全景写真を撮影することが出来ました。
縦に長い範囲が2区になります。
全景の撮影が終わったら、いよいよ遺構の掘り下げに入ります。
1区から続いている遺構もあるようです。
週前半は雨に悩まされました。
雨の中でも草刈りなどの作業を行います。
井戸跡から石鉢が出土しました。
井戸が二つ並んで現れました。
直径2mを超える大型の土坑(SK115)です。
遺構の周縁部に、火山灰と考えられる白い土が廻っているのがみられます。
SK116土坑を半分掘ると、全体の形がわかる土師器の坏(つき)がみつかりました。
土師器は、素焼きで赤い色に焼きあがるのが特徴です。
農道下の部分の調査区を2面目に向けて重機で掘り下げます。
溝や柱穴など約100基の遺構が見つかりました。
現在調査中のエリアでは井戸が数多く見つかっています。
人の背丈ほどの深さのものあります。
井戸が埋まった様子を確認しました。
上部の黄色っぽい部分は砂が堆積していました。この地が洪水に襲われた際に堆積した可能性があります。
上の井戸から出土したかわらけ(素焼きの小皿)です。直径7cmほどの小型品で、ロクロを使って作られていました。
砂の層の下から出土していることから、洪水の時期を検討する上で重要な遺物になりそうです。
調査区を東西に切る溝を掘り進めています。
お盆の長期休暇に向けてブルーシートで養生を行いました。
発掘道具も綺麗に洗って機材庫に戻します。
週末の説明会に向けて、遺構のそうじを始めました。
井戸の1つが、ようやく掘りあがりました。
中心の四角の部分が井戸の本体で、かって木枠が入っていたと思われます。
10日に調査説明会を行いました。
暑いなか、30名の方に参加いただきました。
今週も遺構精査を進めています。
じっくり土を観察し慎重に掘り下げていきます。
先週紹介したSK111土坑の掘り下げを進め、木製品の全体を確認することがでいました。
長方形の穴が1つ開いているようです。
何に使用されたものなのでしょうか?
直径1m程の土坑に大きな石がたくさん投げ込まれていました。
右下の石は長方形に加工されているように見えます。
石を取り上げてみると、中世の供養塔である板碑(いたび)の破片が多数含まれていました。
少なくとも5個体の板碑が捨てられていたようです。
別の溝跡から出土した板碑です。
二条の線刻が確認できます。