「村山地方」カテゴリーアーカイブ

高瀬山遺跡(6月7日~6月11日)


調査区東側にあるJ5トレンチの面整理の様子です。
長いトレンチを掘るため、大人数で作業しました。


J3トレンチの壁面から出土した石器です。壁作りの作業中に出土しました。


J6トレンチでの記録作業の様子です。
平板(測量機器)を使ってトレンチ内の遺構などを図化していきます。


清水遺跡(1)(6月7日~6月11日)


今週もトレンチ調査を続けました。
写真奥の山の向こうには清水遺跡(2)の調査区があります。


トレンチ中央部に竪穴住居跡が見つかりました。
南向きの斜面に遺構が集中しているようです。


もともとは谷だったと考えられる水田の向こう側が経塚森遺跡です。
さらに奥には河島山が見えます。


北原2遺跡(5月31日~6月4日)


北原2遺跡で重機によるトレンチ掘りを行いました。

北原2遺跡のトレンチです。重機で掘り下げた後、壁や底を丁寧に削っています。

北原2・4遺跡は事務所から離れているため、
現場のそばに休憩用のテントを建てています。
これから暑い日が続くので水分補給は欠かせません。


東熊野苗畑遺跡(5月31日~6月4日)


遺跡南側のA区のトレンチ面整理作業をしています。

遺構検出状況の略測図を作成しているところです。

縄文時代の遺構が見つかった調査区です。
黒い地山土なので遺構の検出が大変です。

水田として使われていた部分で検出した河川跡です。
10世紀平安時代に降った十和田火山の火山灰と
みられるものが大量に検出されました。


清水遺跡(2)(5月31日~6月4日)


晴天がつづいていますね!県道を通る地元の方々が、
「なにやってんのぉ~?」と時々声をかけてくださいます。

写真撮影が始まりました。水の湧く箇所があり、
みんなで力を合わせてきれいにしています。

きれいにすると検出面の様子がよくわかりますね。


田向2遺跡(5月31日~6月4日)


表土層と黒ボク層が取り除かれたのち、「ジョレン」という道具を使って、
作業員全員で地面を薄く削りました。

ジョレンで地面を薄く削る作業をすることによって、
遺構の輪郭がはっきりと姿を現してきます。
写真の円い遺構と四角い遺構は、井戸と竪穴住居跡と思われます。

調査区全体をジョレンで削る作業は、とても根気のいる作業です。
この調査区では、竪穴住居跡、井戸、溝、柱穴などと思われる
多くの遺構が確認されました。


田向遺跡(5月31日~6月4日)


表土の除去がある程度進んだので、
調査区の保護のためにブルーシートを全面に張りました。

柱穴と思われる遺構が検出されました。
今後は検出された遺構を詳細に精査していきます。

表土除去が終了したエリアを作業員がジョレンをかけているところです。
この作業で、表土除去では検出されなかった遺構が検出されることがあります。