雨が続き、調査区内が水浸し、排水作業に追われる週でした。
松橋・田向遺跡のユニットハウスも降り続いた雨のせいで床下浸水。
もう少しで床上にまで達する所でした。
5月19日、本飯田地区の調査が本日から始まります。
センターから調査で使う器材を運び出しています。
調査事務所入口の段差が大きいため踏み台を設置しています。
また、看板もよく見える場所に掛けます。
このような環境整備が終わるといよいよ本格的な調査が始まります。
いよいよ掘り始めました。まずはじめに手掘りで調査を行い
ある程度の深さを確認します。
本飯田地区全体の開始式が行われました。
これから本格的な遺跡調査が始まります。
調査二日目は雨の中での作業となりました。
写真はトレンチを掘り下げているところです。
自然の中では、色々な出会いがあります。蛇が顔を出しました。
東熊野苗畑遺跡で出土した土器片と石器片です。
破片が細かいので、まだ時代は特定できていません。
トレンチを設定しています。現況が水田なので、
雨の日の翌日はぬかるんで大変です。
設定したトレンチを人力で掘り下げています。
暑い中、作業員の皆さんが頑張って作業を行っています。
いよいよ本日から清水遺跡(2)の調査が始まります。
初日は開始式とオリエンテーションを行ないました。
清水遺跡(2)は東北中央自動車道東根~尾花沢間工事にかかわる調査で、
清水地区にあり、すく脇にはゴルフ場があります。
遺跡がどの程度広がっているか調べるため、
トレンチを入れて調査をしていますが、その中から遺構らしきものが検出されました。
5月17日から清水遺跡(1)の調査が始まりました。
広大な清水遺跡の南部を(1)、北部を(2)として調査しています。
調査前の様子を撮影しました。鉄塔に沿って高速道路が建設されます。
最初に遺構や遺物の分布を確認するため、トレンチ調査を実施します。
調査対象面積9,440平方メートルに29本のトレンチを設定しました。
平安時代を中心とした遺構と遺物が見つかっています。
調査を始める前に、直接調査地に向かいました。
調査地では、作業員達と一緒に、遺構の広がりを調べるための
トレンチを掘る範囲と、実際の作業内容について確認を行いました。
今回調査地には、合計12本の細長いトレンチを掘りました。
トレンチを掘ることで、遺跡のなかに、遺構がどのように
広がっているかについて調べています。
発掘調査する範囲の外枠に沿って、20cm程度の深さの溝を掘りました。
このつぎに、溝の内側の表土層を、重機で掘削していきます。
溝は、重機による表土層掘削の際の目安となります。
重機を使って、現代の地層である表土を掘削し、
遺跡に刻まれたヒトの痕跡である遺構を確認していきます。
5月17日から、村山市名取地区にある田向遺跡の発掘調査が開始されました。
調査区を設定し、その周囲を線掘りしています。
重機による表土の除去が始まりました。
この日は雨が降ったため、調査区が水浸しになっています。
雨が上がり、調査区に溜まった水を作業員が排水しているところです。
排水と並行し、重機による表土除去も進んでいます。
調査区の線掘りをしているところです。
表土を除去して検出面を確認しているところです。
Yamagata Prefectural Center for Archaeological Research