「村山地方」カテゴリーアーカイブ

八反遺跡(6月6日~6月10日)


遺構を探す作業が始まりました。
土が乾かないようシートを部分的にはがしながら作業を進めていきます。


見つかった遺構は石灰でマーキングし、図面に記録していきます。


長軸1mほどの土坑です。
壁面が焼けており炭や骨片が含まれていることから、火葬遺構の可能性があります。


沼袋遺跡(6月6日~6月10日)


先週に引き続き、北側の調査区で遺構検出作業を行いました。
カマでていねいに削ると、土坑や溝跡など遺構の輪郭がはっきり見えてきました。


乾いて硬くならないよう、調査区全面に水を撒きながら、シートをかけていきます。


南側調査区の表土除去が終わりました。
重機で取れなかった切株は人力で除去します。
重いので、運ぶのも一苦労です。


山形城三の丸跡(112号)(6月6日~6月10日)


調査区の東側にある砕石を外しています。下に隠れた遺構が徐々に出てきました。


調査区の南西角で確認された石組みのある遺構です。
側面に石が積まれ、底にも石が敷いてあります。


次々に遺構の精査作業が進むため、記録作業も忙しくなってきました。
半分に掘った遺構の土層断面を写真で記録していきます。


山形城三の丸跡(都市計画)(6月6日~6月10日)


土坑の調査をしました。江戸時代初めの皿が出土しました。


土坑出土の折縁皿(おりふちさら)です。
内面に絵が描かれ、その上には漆が付着しています。


16区の遺構の掘り下げ作業が終わりました。
高所から、調査区全体の状態がわかるように撮影しました。


遺跡見学:山形城三の丸跡(都市計画)(6月6日)


最上義光(よしあき)歴史館ボランティアの方々が見学にみえました。
すでに調査した三の丸の堀跡について、写真などを参考に説明しました。


今年度出土した遺物について、説明しています。
現在調査している16区からは、江戸時代初め頃の陶磁器が出土しています。


16区の遺構について、説明しています。
江戸時代の遺構のほかに、近代の溝跡や、重機による掘削の跡がみられます。