「発掘調査速報」カテゴリーアーカイブ

東熊野苗畑遺跡(6月21日~6月25日)


梅雨の季節なのでトレンチに水がすぐたまります。
排水作業は欠かせません。


A区トレンチを面整理しているところです。


河川跡の火山灰を含む層の直下から平安時代の須恵器の坏が出土しました。
この河川跡は平安時代に形成されたもののようで、
火山灰は915年に降った十和田火山のものである可能性が高まりました。


田向遺跡(6月21日~6月25日)


今週からB区の遺構検出作業が始まりました。
写真は、B区の壁面をきれいに整形しているところです。


B区では、溝状の遺構と柱穴が検出されました。
遺構の検出後、調査区全景と壁面、遺構検出状況の写真撮影を行いました。


検出された遺構に石灰で白線を引いている(マーキング)ところです。
この後は、マーキングした遺構の図面をとり、精査していきます。