
今週は、現場や事務所の後片付けを行いました。

遺跡から出てきた遺物をトラックに積み込こんでいます。4回に亘る行司免遺跡の調査も今回で終了です。これからは、センターで整理作業を行います。
	 
	
	
	
	
		
		
前期調査区がすでに埋め戻されているため、写真で遺跡の概要を説明しました。

井戸跡・掘立柱建物跡・畝状遺構等を実際に見ていただきました。寒い中おいで頂いた皆様に感謝を申し上げます。
	 
	
	
	
	
		
		
大溝跡(SD205)から出土した遺物の取上げ作業の様子です。

大溝跡の東側と西側の底面から、木の杭列が確認されました。溝跡の伸びる方向に対して横に杭が並んでおり、どちらも溝が大きく曲がる地点に位置しています。

大溝跡から出土した箱状の木製品です。埋まった土の重さで押し潰れ、何枚も板材が重なった状態で出土しました。四隅には釘跡が確認できます。

上面の板材を取上げた状態です。丸い穴があり、穴の縁の部分は火を受けたためか黒く焦げています。
	 
	
	
	
	
		
		
今週は岩崎遺跡の空撮です。天候がずっと雨がちだったので、遺跡の中の掃除が大変です。

空撮はラジコンのヘリコプターを使って撮影します。

空から見た調査区です。
	 
	
	
	
	
		
		
平面図を作成しています。

A区西側の掘り下げを行っています。A区東側と同様に多くの土器や石器が出土しています。
	 
	
	
	
	
		
		
調査も終盤です。通路になっていて調査できない部分を最後に掘っています。土器が逆さまになった状態で出土しました。

墨書土器です。「作」の字が確認できます。
	 
	
	
	
	
		
		
全ての遺構の調査が終了しました。
最後にラジコンヘリで空中から写真撮影を行いました。

発掘に使った機材をトラックに積み込んで撤収します。

出土した板碑を囲んで記念写真です。
調査にご協力いただいた皆様に感謝申し上げます。
来年度の2次調査をお楽しみに。
	 
	
	
	
	
		
		
前期調査に引き続き、後期調査区からも井戸が検出されています。底面から縄文土器片(晩期)が出土しました。

C区の中央西側で掘立柱建物跡が検出されました。3間×1間の建物になるようです。
	 
	
	
	
	
		
		
堤屋敷遺跡の東半部の完掘状況です。写真手前の赤いラインにSD溝跡、緑のラインがたくさんの遺物が出土したSD大溝跡です。

大溝跡(SD205)の遺物の出土状況です。

大溝から出土した木製の鍬(くわ)になります。三つに分かれている部分が耕耘で使う刃の部分で、柄をはめ込む一辺1.5cmほどの穴が開いています。

大溝跡の東側では、漆器の碗が出土しました。碗は良好な状態で残っており、内面に赤い漆が塗られているのが確認できます。
	 
	
	
	
	
		
		
重機による表土除去を終えて、調査区の壁面の整形を行いました
	 
	
	
		
					 
	
		
Yamagata Prefectural Center for Archaeological Research