
帯曲輪の斜面で検出した土坑から、獣骨と副葬品(永楽銭・陶磁器など)が出土しました。丁重に葬られた様子が良くわかります。

小中丸家の遺構を掘ってみると、陶磁器や漆製品などが多数出土しました。

新たに小中丸家という屋敷跡の調査に取り掛かりました。表土を剥いで遺構を検出しています。

帯曲輪の斜面で検出した土坑から、獣骨と副葬品(永楽銭・陶磁器など)が出土しました。丁重に葬られた様子が良くわかります。

小中丸家の遺構を掘ってみると、陶磁器や漆製品などが多数出土しました。

新たに小中丸家という屋敷跡の調査に取り掛かりました。表土を剥いで遺構を検出しています。

今週は3つの土器が完全な形で出土しました。これは、D区から出土したもので、須恵器の壺のフタです。

これもD区から出土した弥生土器の壺です。口の部分が少し欠けていましたが、小型のかわいらしい土器です。

これは、E区から出土した土師器の甕です。古墳時代のものと考えられます。トレンチを50cmほど掘り下げた所から出土しました。

7月に入ると途端に雨天が続きました。早く梅雨があけて欲しいものです。

調査区の東側の面整理に入りました。うっすらと周りと違う色をした砂が出てきました。溝が縦横無尽に入っているようです。

曲がる溝跡のようなものが四角い遺構に切られているようです。この他にも曲がる溝のようなものは幾つかあります。

6月の4週目にお伝えしました遺構の半分を完掘に向けて掘り始めました。遺物としては木製品や土師器などが出土しています。どうやらこの遺構は井戸跡のようです。

今週から本格的に遺構の掘り下げを始めました。まずは遺構を半分に掘り土の堆積具合を見ていきます。

遺構の半分を掘り下げました。これから断面の写真や図面を取っていきます。

同じ遺構から出土した土器です。完全な形です。これから詳しく時代等を検討していきます。

C区の溝跡、ピット、土壙の遺構精査をしています。

RP8出土状況 溝跡の底から、土製の玉が1点出土しました。玉には穴が開いています。

D区完掘後の状態を空撮しました。

RP10出土状況  土師器の壺が潰れた状態で出土しました。

窯跡の調査の様子:斜面にある10基の窯跡の調査を始めました。傾斜がきつい為安全に気をつけながら調査をしています。

炭窯の様子: 炭窯を半截した状況です。焼け土や炭が沢山でています。

行司免遺跡の東側は写真のような細い溝が南北に何条か走っているようで、このうち確認できた4条を調査しました。

これもまた溝跡と思われます。このように行司免遺跡は、溝が何条も掘られていたことがうかがえます。

今週はE区に戻り、遺構のプランが不明確な部分についてさらに掘り下げながらの検出作業を行いました。

乾燥による地割れと降雨による荒れを防ぐため、遺構の分布する範囲に、シートを掛け、遺構検出面を保護する作業です。

縄文時代の土坑の壁際から、管状の土製品が3点並んで出土しました。一緒に石鏃も見つかっています。

直径約2cm、中空部分は1cm程です。それぞれ途中で折れているので、元はもっと長かった様です。左端の遺物の側面に、作った時の爪痕とみられる凹みが見えます。