
今週も排水作業から始まりました。
早く梅雨明けしてもらいたいものです。

排水作業後、面削りへ。
遺構が確認できたところには石灰で線引きをしています。

遺跡内を縦横に走る区画溝を掘り下げています。

区画溝の埋土から出土した漆塗りの椀です。
他にも木製品が多く出土しています。

溝の内側には数多くの柱穴が検出されています。

大雨の影響で調査区の大半が水に浸かってしまいました。

調査区にたまった水をスポンジやひしゃくを使って
くみあげているところです

竪穴住居跡から出土した須恵器の壺です。
クビは破損していましたが、それ以外は完全な形で残っていました。

調査区南側でも竪穴住居跡が確認されました。

竪穴住居跡の周辺では、溝状の遺構が確認されました。
畑の畝(うね)跡と思われます。

今週も先週に引き続きI区の掘り下げからスタートです。

寒河江市立寒河江中部小学校児童の遺跡見学の様子です。
調査員の説明を写真やメモを取りながら真剣に聞いていました。

前日の大雨により調査地点が池のようになってしまいました。
この日は排水作業からのスタートです。
現在、「村山総合支庁本庁舎玄関ロビー」で展示会を行っています。
今回は、山形市の市街地にある「山形城三の丸跡」について、
写真パネルや出土品を展示して紹介しております。
ぜひ一度、ご覧ください。
展示会チラシ(1.5MB)

泥面子(おはじきの一種)
開催期間:6月14日(月)~6月30日(水)
休館日:土曜日・日曜日・祝祭日
開館時間:8:30~17:00
場所:村山総合支庁本庁舎玄関ロビー
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縄文土器の重さを体感しました。思っていたよりも重かったそうです。

初めての弓矢体験でしたが、みんなとても上手でした。先祖は縄文人かな?

二人の協力でようやく火が付きました。あきらめない気持ちが成功のカギです。

沼田2遺跡の南側では、記録作業に入りました。
断面図と平面図を主に作成しています。

黒色土の中から遺物が出土しました。どうやら石器のようです。

沼田1遺跡調査範囲の南端に縄張りをしました。
遺跡範囲を明確にするためです。

沼田1遺跡にもやはり水が湧くトレンチがあるようです。

北原2遺跡の全景です(南より)。
写真左側が低地(谷)で、写真右側や手前の高い部分に、主に遺構が分布します。
ブルーシートの部分がトレンチ調査した部分です。

地形の高い部分で見つかった長さ約1mほどの平面小判形の遺構(陥穴か)です。

これも地形の高い部分で発見された円形の遺構で、
細い黄色の噴砂(ふんさ)に切られています。
トレンチ壁にも噴砂が縞状に広がります。
噴砂は、地震の際に、地盤が液状化することによって、
地中の土砂が地下水と共にふきだしたもので、
遺跡の遺構と重複(ちょうふく)することで、その発生時期が分かる場合があります。
Yamagata Prefectural Center for Archaeological Research