出前授業:上山市西郷第二小学校(7月20日)


土器の質感や重さは見ただけではわかりません。
実際の物に触れる体験はとても重要なことだと思います。


今回はPTA親子行事ということで、親子一緒に体験をしました。
勾玉作りでは、みなさん真剣に取り組んでいました。


縄文クッキーを作っているところです。
昔の味を美味しいと思うかどうかは人それぞれだったみたいです。


松橋遺跡第2次(7月16日~19日)


先週に引き続き遺構精査を行っています。


作業が順調に進んでいた矢先、大雨により調査区内が水没。
さらに、調査区から水が溢れてしまう状態になりました。


一夜明け、水位は下がりましたが調査区はまだまだ水没状態です。
ポンプを使い排水を行います。


山形城三の丸跡第13次(7月16日~19日)


G-1区では、遺構精査が進んでいます。
井戸跡は、一段ずつ石組みの平面図を作成しながら掘り下げていきます。
根気のいる作業です。


遺物が多く出土している遺構もあります。
この土坑(どこう=穴)からは、土師器(はじき)や須恵器(すえき)など、古い時代の土器片が出土しています。


すぐ近くの直径約2mの円形の土坑からは、大量の遺物が出土しています。
こちらは比較的新しい時代の陶磁器が中心のようです。


八反遺跡第3次(7月16日~19日)


農道部分を掘り下げて遺構の検出作業を行いました。
農道の下からは明治時代頃の道路の跡が見つかりました。


一括出土銭の続報です。
よく観察すると約100枚毎に銭をつなげた緡(さし)の単位が見えてきます。


緡ごとに色を塗ってみました。16本の緡銭があることが分かります。


出前授業:鶴岡市温海小学校(7月16日)


今日の勉強は、縄文から弥生にかけての人々の暮らしの移り変わりです。


庄内の調査で発掘された縄文土器を、実際に手にとって確かめます。
意外と軽い、というのが第一印象のようでした。


湿度の高そうな日でしたが、3つのグループで着火に成功。
暑い中がんばりました。


道出遺跡第1・2次(7月22日~26日)


今月は雨量が多く、少し降っただけでも調査区や遺構に水が溜まってしまいます。


掘り終わった遺構の中や周りを掃除し、完掘写真を撮る準備をしています。


調査区北側で現代の捨て場とみられる遺構が見つかりました。
陶器や動物の骨片などが出土しました。


お知らせ:道出遺跡第1・2次の発掘調査説明会(7月26日)

7月26日(金)に道出遺跡第1・2次調査の現地説明会を行います。

調査では縄文時代の土器や石器が出土しています。


調査区の様子

ぜひ足をお運びください。

現地説明会案内(PDF

日時:平成25年7月26日(金) 14:00~
調査遺跡:道出遺跡
場所:村山市土生田道出(地図


Yamagata Prefectural Center for Archaeological Research