ラジコンヘリを飛ばし、上空から調査区全体を撮影しました。
東から撮影した写真です。
天気に恵まれ、遺跡周辺の浮沼集落、雪化粧した葉山もキレイに見えます。
ラジコンヘリを飛ばし、上空から調査区全体を撮影しました。
東から撮影した写真です。
天気に恵まれ、遺跡周辺の浮沼集落、雪化粧した葉山もキレイに見えます。
石製模造品が出土した同じ遺構から、臼玉(うすだま)と思われる遺物が出土しました。
直径3mm程度、中心に穴が開いています。
ビーズ細工のようにとてもきれいな色をしています。
竪穴住居跡の完掘状況です。
写真の一角だけでも、10棟程度検出されています。
E-2区の調査区から古代の食器(内が黒い)が見つかりました。
E-2区の調査区です。
掘り下げを行ったところ竪穴住居跡が見つかりました。
12月16日(日)に当センターが平成24年度に調査を行なった成果を
報告する発掘調査速報会を開催いたします。
速報会チラシ(PDF)
昨年度の速報会の様子
当日はスライドを使用した調査成果の発表と
遺跡から出土した遺物の展示を行います。
入場は無料です。
皆様のご来場心よりお待ちしております。
日時:平成24年12月16日(日) 12:30~15:20 (開場12:00)
会場:村山市総合文化複合施設 甑葉(しょうよう)プラザ (地図)
共催:村山市教育委員会
発表予定遺跡
清水西遺跡(しずにし):旧石器・縄文時代 村山市
蝉田遺跡(せみた):平安時代・近世 村山市
八反遺跡(はったん):平安時代・中世 東根市
山形城三の丸跡(やまがたじょうさんのまるあと):中世・近世 山形市
主催・問い合わせ先
公益財団法人 山形県埋蔵文化財センター
TEL:023-672-5301(代)
FAX:023-672-5586
mail:yac@yamagatamaibun.or.jp
21区の完掘状況の全景写真を撮影し、
5月から続いた今年度の馳上遺跡第4・5次、西谷地b遺跡第3次の発掘調査は終了です。
最終日には、トラックに調査器材や出土遺物を積込みました。
調査器材と出土遺物を合わせ、4トントラック1台分の容量です。
今年度の馳上遺跡第4・5次、西谷地b遺跡第3次の発掘調査を無事に終了することができました。
関係者・地域の皆様のご協力、ありがとうございました。
今週からは遺物包含層の掘り下げを開始しました。
捨て場と思われる場所からは、たくさんの土器や石器が出土しています。
ヘラ状木製品が完形の状態で出土しました。
いったい何に使われていたものなのでしょうか。
出土した遺物は測量、写真撮影の後に取り上げていきます。
足場も悪いため、撮影も一苦労です。
こちらは木製の皿の一部です。
残念ながら完全な状態ではありませんでした。
押出遺跡では土器や石器の他に、こういった木製品が良好な状態で出土してします。
天の晴れ間を縫って、空中からの撮影を.行いました。これは南からです。
今週で調査終了のため、遺物をまとめます。
終了日、これまで使用した器材を全員で運び出します。
11月13日をもって発掘作業終了となりました。
関係者、地域の皆様にお世話になりました。
SG6河川跡の現状です。
土を運ぶキャリアダンプの道部分を除いて掘り上げました。
写真撮影に向けて、遺構が集中する部分を優先に掃除を開始しました。
6,000㎡という広範囲の掃除はとても大変です。
大型の遺構(26号掘立柱建物跡)は、組立式のタワーの上から撮影します。
高い所から撮影すると、改めて遺構の大きさ・形がわかります。
井戸跡から折敷(おしき)と思われる遺物が見つかりました。
折敷とは、現代風に言い換えれば「木製ランチョンマット」となるでしょうか。
同じ井戸跡から漆器も見つかっており、セットで使用されていた可能性もあります。
多数検出した住居跡も、ほぼ完掘されました。。
それにともない、遺物の数が日を追うごとに増えています。
住居跡の一つから検出されたかまど跡です。
右の方に土師器の甕(かめ)がつぶれた状態で現れました。
接合すれば、ほぼ完全な形になるようです。