10月5日(土)に八反遺跡・松橋遺跡・蝉田遺跡の現地説明会を行います。

八反遺跡では中世の集落が確認され、
約1万枚の古銭が曲物に収められた状態で出土しました。

松橋遺跡では掘立柱建物跡などが見つかりました。
写真は完掘した中世の井戸跡です。

蝉田遺跡では平安時代の溝跡や土坑が見つかりました。
ぜひ足をお運びください。
現地説明会案内(PDF)
日時:平成25年10月5日(土) 13:00~
調査遺跡:八反遺跡・松橋遺跡・蝉田遺跡
集合場所:八反遺跡(東根市長瀞字八反) [地図]
※説明会は八反遺跡→松橋遺跡→蝉田遺跡の順で行います

調査区東側にある溝跡(SD131)を調査しています。
溝に沿って並び一斉に掘り下げを進めています。

SD131溝跡から土師器坏が上下逆さの状態で出土しました。
割れていますが、全体の形がわかる状態です。

SK141土坑の検出状況です。
長軸約2.5m、短軸約1.3mの長方形で、
須恵器の甕(かめ)の破片が多数出土しています。

調査区を東西に横断する溝です。
甑岳の山頂に向かっているように見えます。

こちらは南北に伸びる溝です。
奥には河島山が見えます。

井戸から曲物が出土しました。
井戸の水を汲むために使われたものでしょうか。

台風の影響により現場は水浸しになってしまい、
週明けは現場の復旧作業に追われました。

記録作業も着々と進んでいます。

井戸跡が新たに現れました。
今回の調査で確認できた井戸跡は5つを超えそうです。
『縄文の女神』大型レプリカの動画が完成しました。
現在、県内5か所に展示されているレプリカの製作からお披露目まで、
また国宝『縄文の女神』も紹介しています。
ぜひご覧ください。

遺跡の調査もいよいよ大詰めです。
1区と2区にまたがる河跡の精査を進めました。

2区の全景を撮影しました。
中心にある遺構が、1区と2区にまたがる河跡になります。
点々と遺物があるのが分かります。

1区の井戸跡は、記録作業が終わりました。
写真は、井戸枠を取り上げている様子です。

調査も佳境です。数多くの遺構で足の踏み場もないほどです。

土坑の底から石臼が出土しました。
上臼の一部のようです。

H-1区の完掘写真を撮影する前に、遺構をきれいにしています。

H-1区の完掘状況です。

G-2区の土坑から、遺物が出土しました。

これまで調査が終わった部分の全景写真撮影を行いました。
この写真は南から撮影したものです。
調査区西側にはあまり遺構がみられませんでした。

掘立柱建物跡の平面図作成をしています。

掘立柱建物跡の全体像が確認できました。
二間四間の住居跡のようです。

出土した石製品を下から撮影してみたところ、硯だということがわかりました。
Yamagata Prefectural Center for Archaeological Research