東熊野苗畑遺跡(10月25日~10月29日)


新たに表土を除去した北側拡張区の面整理を始めました。


拡張区の遺構検出を始めて間もなく、
土師器の破片や須恵器の破片がまとまって出土しました。
右下には焼土が見られ、住居跡の可能性があります。


10月27日朝、調査区から仰ぐ村山市の名峰・甑岳(こしきだけ)に初雪が降りました。
今年の調査期間もあと残り1か月・・・いよいよラストスパートに入ります。


清水遺跡(1)(10月25日~10月29日)


溝跡から土器が出土した様子です。
右下の張り出しは、土を盛って人工的に作られたものです。


竪穴住居跡から須恵器の大甕が出土しました。
出土した状態を図面に記録します。


調査区内の各地点から見つかった火山灰について、
分析のため、試料の採取を行ないました。


馳上遺跡(10月25日~10月29日)


今週から、調査員と作業員を増員して調査にあたっています。
調査も終盤に入り、急ピッチで作業を進めています。
写真は竪穴住居跡の掘り下げを行っているところです。


竪穴住居跡を掘り下げると、
下からは炭化材がまとまって出土しました。


検出した遺構の平面図を作成しているところです。


経塚森遺跡(10月18日~10月24日)


8月以来、一時休止していた発掘調査を再開しました。
新たな調査区は、前回の調査区の南側となります。
表土除去後、面整理を行いました。


10月24日(日)、隣接する清水遺跡(1)と合同の調査説明会を開催しました。
約80名の皆様にご参加いただきました


お知らせ:西谷地b遺跡・馳上遺跡の発掘調査説明会(11月13日)

西谷地b遺跡・馳上遺跡の発掘調査説明会を開催します。
多くの皆さまのご来場をお待ちしております。

発掘調査説明会案内チラシ(PDF 168KB
案内用地図(PDF 128KB


西谷地b遺跡:遺跡全体の様子(北西から撮影)


馳上遺跡:遺物出土状況

調査遺跡:西谷地b遺跡(にしやちbいせき)・馳上遺跡(はせがみいせき)
開催日時:平成22年11月13日(土) 午後1時30分から
開催場所:米沢市大字川井・西谷地
当日は西谷地b遺跡発掘調査現場にご集合ください。
お願い:自動車で来られる方は、係の者の誘導に従って駐車してください。
西谷地b遺跡から馳上遺跡までは、徒歩で移動します。
地図を表示する


お知らせ:公益財団法人移行申請の動き

当センターでは、公益財団法人への
移行認定を目指しております。

10月18日に行われました理事会・評議委員会において、
公益法人最初の評議員の選任方法案の承認を受けました。
また、新制度に適合する定款の変更案の提示を行いました。

今後は、平成23年度の移行認定申請に向けて、
引き続き準備を進めていきます。


森の原遺跡(10月18日~10月22日)


ようやく器材庫が搬入されました。
器材庫は、建材を現場で組み立てるのではなく、
あらかじめ折りたたまれたパーツを箱のように展開していき、完成させます。


東側の調査区では、平板を用いた測量が開始されました。
遺構の形や分布状況を図化していきます。


西側の調査区では、遺構検出のため、
三角鎌を使って丁寧に地面を削っていきます。


Yamagata Prefectural Center for Archaeological Research