発掘された庄内の遺跡 ~弥生・古墳時代編 「米作りの始まり」開催中

庄内空港ビルにて、企画展を開催中。

今回は昨年の縄文時代編に引き続き、弥生・古墳時代編「米作りの始まり」と称し、弥生時代に発掘された酒田市・生石(おいし)2遺跡の壺(つぼ)や甕(かめ)、鶴岡市・助作(すけづくり)遺跡など古墳時代に発掘された坏(つき)や甑(こしき)、勾玉・子持勾玉(こもちまがたま)などの出土品を展示しております。
ぜひご覧ください。

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・期 日 平成20年10月22日(水)~11月4日(火)

・場 所 庄内空港ビル 3階多目的展示スペース

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上の寺遺跡第2次(10月14日~10月17日)

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土の堆積を観察し、E区がどのように埋まっていったのかを調べ記録していきます。発掘調査の中でも重要な仕事のひとつです。

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調査区の一番端にあるH区です。重機が入れないため、表土からすべて人力で掘り進めています。

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G区です。ここも重機が入れないため人力で掘り下げています。整地する以前の地形が分かってきました。


上の寺遺跡第2次(10月6日~10月10日)

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先週に引き続きE区の作業風景です。約30名の作業員さんが各遺構の掘り下げを行っています。

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夏の間に草が伸びたH区です。草を刈り終わってから掘り始めます。

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現場近くのりんごの木です。真っ赤になってきました。秋も深まり発掘調査もそろそろ終盤です。


山形城三の丸跡(国道112号)(10月6日~10月10日)

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今週から4区の調査が始まりました。9区画あった調査区も残すところ2区画になりました。現地説明会を10月25日(土)の10時30分から行います。

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現在のところ63基の遺構が見つかっています。どうやら掘立柱建物跡も見つかりそうです。


発掘調査説明会のご案内

『山形城三の丸跡(国道112号)』の発掘調査説明会を開催します。

◆日 時
〇平成20年10月25日(土) 午前10時30分~

◆場 所
〇集合場所 : 山形市立第四小学校向かい側
〇説明会場 : 山形市旅籠町一丁目 山形城三の丸跡発掘調査現場
※駐車場がありませんので、公共交通機関などを御利用下さい。

◆成 果
山形城三の丸跡の北東部の調査を行いました。調査では、三の丸が作られた時代の柱の穴、石組の遺構、溝跡、ゴミ捨て穴等が見つかりました。また、それ以前の奈良・平安時代の竪穴住居跡も見つかっています。出土した遺物には、瀬戸や唐津で生産された陶器、砥石や石鉢等の石製品、古銭、奈良・平安時代の土器、縄文時代の土器などあり多様です。

◆連絡先
山形城三の丸跡発掘調査事務所
担当 伊藤邦弘 ℡ 090-5590-1796

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Yamagata Prefectural Center for Archaeological Research