下屋敷遺跡(11月19日~11月22日)

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今週は雪かきから始まりました。降り積もった雪が重く、汗をかきながらの作業となりました。

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最後に残った道路部分の3区。表土を除去しながら同時に面整理を進めました。

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2区の河川跡SG11の掘り下げです。雪、雨、泥 ・ ・ ・ 細心の注意を払って掘り下げました。


下屋敷遺跡(11月12日~11月16日)

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下屋敷遺跡2区の様子です。調査区の中央部からは、2つの河跡が確認されました。写真の黒く帯状に伸びている遺構が河跡です。

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河跡(SG11)の調査の様子です。各所にトレンチを設けて、河跡の深さや埋まり方、遺物が出土するのかどうかを把握します。

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河跡(SG11)から出土したふいごの羽口(はぐち)です。ふいごとは、炉の温度を上げて鉄を溶かすための送風装置です。

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羽口は、ふいごの先端にあたる部分で、粘土を焼いて作った筒状の土製品です。風を送り込むために真ん中に孔が通っています。炉に接する所には鉄滓(てっさい)が付いています。


堤屋敷遺跡第2次(11月5日~11月9日)

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西側から見た堤屋敷遺跡の完掘状況です。今週木曜日にラジコンヘリで空中撮影を行いました。

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遺跡中央部に位置する柱穴群の完掘状況です。掘立柱建物跡が3棟確認されています。

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陥穴(おとしあな)の完掘状況です。長楕円形で、深さは90cm程です。穴の底には杭を埋め込んだ跡があり、獲物に傷を負わせたり、身動きできなくする「逆茂木(さかもき)」式の陥穴のようです。

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遺跡北端部の陥穴群の完掘状況です。陥穴が列状に並んでいます。


岩崎遺跡第2次(11月5日~11月9日)

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岩崎遺跡の発掘調査も、いよいよ最後の週です。
プレハブの掃除や、道具などの後片付けに入ります。

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センターに持ち帰る遺物や道具などを、皆でトラックに積み込みます。

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トラックをお見送りです。

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これで岩崎遺跡の調査はすべて終了です。
持ち帰った資料を基に、これから整理作業が始まります。
作業員の皆さん、お疲れ様でした。
そして、有難うございました。


Yamagata Prefectural Center for Archaeological Research