出前授業:鶴岡市立斎小学校(7月13日)

残り少なくなってきました出前授業、今日は鶴岡市立斎小学校です。体育館が工事中とのことで、小学校の隣の斎コミュニティセンターをお借りして授業を行いました。


グループに分かれて火起こし体験です。
中々上手くいきませんが、頑張り抜いてなんとか火がつきました。


弓矢体験では動物を倒すたびに歓声が!
『今日の夜ご飯はクマだ!』


夏休みこどもミュージアム『土偶のカオはどんなカオ?』

夏休みに合わせて特別展を開催します。

カオのない土偶が出土した上竹野遺跡(大蔵村)の出土遺物を一挙公開します。縄文時代から弥生時代へ大きく文化が変化した、
その狭間の貴重な土器や石器です。
ぜひご覧ください!!

また火起こし弓矢も体験できます。
ぜひお越しください。


チラシ(PDF

日時:令和3年7月26日(月)~8月20日(金)
午前9時~午後4時
※土・日・祝日はお休みです

なおお越しの際は、マスク着用および手指消毒・体温計測等の
コロナウィルス感染対策にご協力をお願いいたします。


山形城三の丸跡第22次(7月12日~16日)


調査が進み、穴が多くなり、凹凸も増えてきました。足場に注意しながら調査をしています。


梅雨明けが宣言され、これからは暑さとの戦いになってきます。そんな中、1区の終了が近づいており、この日は完掘写真を撮影しました。写真は撮影に向けた準備の様子です。


1区の完掘写真です。近世のごみ捨て穴や整地層、柱穴などが見つかりました。次週は土の見づらい箇所について遺構がないかを改めて確認します。


杉沢C遺跡第2次(7月12日~16日)


柱穴と考えられる遺構を浅く掘り下げ、柱の痕跡や柱材を抜き取った穴がないか確認します。


これは2つの柱穴が重なっています。土質や色調などの違いから、左側の柱穴の埋め土を右側の柱穴が掘り込んでいると判断できます。


江戸時代頃の小型の柱穴が複数見つかりました。一直線に並ぶところもあり、掘立柱建物を構成するものが含まれるようです。


水林下遺跡第2次(7月12日~16日)


C区東側に遺構が残っていないか、表面を削りながら調べました。


クロボク土の中や、地山の表面からは土器や石器とともに、鳥海山の噴火の際に飛んできたり、流れてきたと思われる、拳大から径1m大の安山岩がたくさん出てきます。


最新の測量機器を使って、調査区を測量しました。


内陸では強い雨が降った所もありましたが、遺跡がある女鹿地区は雨がほとんど降りませんでした。鳥海山から湧き出る積乱雲が見えても、なぜか女鹿には雨雲が届きませんでした。


杉沢C遺跡(7月5日~9日)


重機で表土掘削した部分を人力で丁寧に削り、遺構検出を進めています。


調査区全体に広がる旧河道の土は、縄文土器が出土する北側の褐色土(写真右側)と巨石を含む南側の黒色土(写真左側)の間に砂礫が帯状に挟まります。


北側の褐色土上面で“縄文時代の万能ナイフ”石匙(いしさじ)が見つかりました。比較的近くで石鏃(せきぞく)も出土しています。


山形城三の丸跡第22次(7月5日~9日)


梅雨らしい天候が続いています。雨天後の調査は調査区の排水からスタートします。滑る足元に注意しながら、バケツやスポンジなどを使って排水していきます。


排水が終われば続いて遺構の掘り下げを行います。今回の調査区では柱穴や土坑など、大小さまざまな遺構があり、各遺構にあった掘り方を考えながら調査しています。


水林下遺跡第2次(7月5日~9日)


C区西側の今年度あらたに調査する範囲のクロボク土を掘り下げて、遺構が残っていないか調べました。


クロボク土の直下には、いくつかの柱か杭の跡や土坑の可能性ある遺構が見つかりましたが、出土遺物はほとんどありませんでした。


C区東側でも、クロボク土の直下に遺構や遺物がないか調査しました。C区東側では、クロボク土直下に柱穴や土坑、溝跡などの多数の遺構が見つかりました。また、古代の土器や縄文時代と考えられる石器が多数出土しました。


Yamagata Prefectural Center for Archaeological Research