第4回「センター改革推進プロジェクトチーム」会議実施(11月2日)

センター改革プロジェクトチーム会議も4回を重ねました。今回はセンター改革の要項とも言うべき「改革プラン」が策定されたのを受け、「改革プラン」の実施にあたっての問題点を整理しました。実施にあたっては外部機関の専門家のご意見をお伺いすることも必要となり、新日本監査法人山形事務所長高橋一夫氏から財団運営に関する諸課題についてご指導を受けました。今回の会議で確認された内容はセンター運営の基本となる部分です。これからこの内容を視点に据えて実質的な運営の詳細を検討し、センター運営にかかわる様々な事業工程を見直して行きます。


下叶水遺跡(10月30日〜11月2日)


河跡(SG1)東側の遺構の完掘作業に入りました。ここは石組みの柱穴や土坑が密集しているので、慎重に作業を進めているところです。


土壌の分析のため土を採取している様子です。土の中に含まれる花粉などを調べます。これらは当時の自然環境などを知る手がかりとなります。


今週の水曜日に基督教独立学園の皆さんが遺跡の見学にみえました。出土した遺物の説明に熱心にメモを取ったり、見聞きした遺構や遺物について質問が飛び交いました。


行司免遺跡第3次(10月30日〜11月2日)


先週もお伝えした炭の集中する箇所を更に深く掘り下げると、おびただしい量の土器や焼けた礫がでてきました。


写真の左側に1箇所、右側に2箇所、炭の集中する範囲が見られます。遺物も大量に出土しています。白いラベルの立っているところが遺物の出た場所です


上大作裏遺跡(10月30日〜11月2日)


調査も終盤を向かえ、土層記録用に残したベルトの除去をし、土器がまとまって出土した区域は再度拡張をおこないました。


拡張した範囲での土器出土状況の一部です。破片が折り重なるように 密集しています。


掘りあげた遺構の形や深さを計測する遺構測量を、外部に委託して実施しました。


檜原遺跡第2次(10月30日〜11月2日)


調査区全体や遺跡の周辺が分かるように、ラジコンヘリを用いて上空から写真を撮りました。


B区の全景です。B区からは焼土遺構や河川跡・竪穴状遺構・土壙などが検出されました。また、重機が動いている盛土の部分は7月まで調査していたA区です。11月2日(木)をもって半年間にわたる調査が終了しました。


Yamagata Prefectural Center for Archaeological Research