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羽黒神社西遺跡(7月7日~11日)


1区中央部の面整理作業状況です。


1区中央部西側の面整理作業状況


1区中央部西側の面整理作業。
削った土をキャリアダンプで効率よく搬出します。


2区尾根部分の面整理作業。
この部分は地盤までが浅くてとても硬く、掘り下げるのが大変でした。


1区西側縁の面整理状況です。
ここまで来ればもうすぐ1区の面整理は終了です。


週の半ばから連日の雨、面整理が終わったばかりの1区を保護するために、
前面にシートを敷き詰めました。


4区の尾根上、平坦面から出土した縄文中期中葉の土偶です。
今回の調査では初めて出土例となるものです。


山形城三の丸跡14次(7月7日~11日)


山形県立霞城学園高等学校の生徒と引率の先生が、遺跡の見学にいらっしゃいました。


須恵器と土師器の違いや、「せともの」について等、三の丸跡の出土品を使って職員が説明をしています。


山形県立霞城学園高等学校の生徒が見学していた瓦の写真です。
L-1区から出土しました。


職場体験:上山市キャリアスタート(7月1日~3日)


今年も上山市の中学生が職場体験に来てくれました。
はじめの仕事は土器洗いから。
村山市の羽黒神社西遺跡から出土した、縄文土器に挑戦してもらいました。


7月の下旬から、子どもミュージアム向けの展示に模様替えしますので、そのお手伝いの様子です。
土器を大事に抱えて棚に並べていきます。


今日は『山形城三の丸跡』の整理作業現場におじゃまして接合作業を体験しました。
接合できるかけらを見つけるのは難しいことを痛感しました。


最終日は、勾玉作りの講習会です。
再生琥珀の材料をひたすら削ります。
滑石よりも堅く小さいので、作業は大変でしたが、
自分だけの宝物ができました。


羽黒神社西遺跡(6月30日~7月4日)


調査区南から撮影した遠景写真です。
今週は、1区の面整理作業をしました。
すでに、真夏のような暑さのなかでの作業でした。


調査区のすぐ近くに、器材を置くための仮設倉庫を設置しました。
発掘調査に従事する元大工さんが、あっという間に組み立てていきました。


調査区内には、切り株がたくさんあります。
ひとつひとつ切り株周囲の土を取り除き、チェーンソーを使って格闘しながら、切り株を切り倒しています。


調査区の南西側の1区の面整理をしました。
頂部付近で、遺構(大型土壙)と思われる痕跡が確認されました。


調査区の南側には、溜池があります。
溜池には、たくさんの動植物が生息しています。
写真は、「ショウジョウトンボ」。
今週くらいから、姿を現すようになりました。


山形城三の丸跡第14次(6月30日~7月4日)


4日間かけて5か所の調査区の表土除去をおこないました。
遺構を検出した調査区から、白線を引くなど全景写真撮影の準備を進めます。


J-4調査区の全景です。
面積の狭い調査区ですが、西側(画面左側)に溝跡か河川跡のような遺構が確認できます。


現在調査中の調査区の中で最も面積が広いK-2区の西側では、
大小の丸い石が円形に集中しているのが確認されました。
井戸跡など何らかの遺構の可能性があります。