
山の斜面にある炭窯跡の検出作業を行っています。
くぼんでいる部分で炭を生産していたと思われます。

検出した炭窯跡の写真撮影を行いました。上部に炭化物が集積しています。

カマド跡を掘り下げているところです。中から土師器(はじき)が出てきました。

この週は東側にある住居跡の一つを完掘しました。
測量機器(トータルステーション)を使って図面を作成しています。

8月18日には、駒籠楯跡調査検討委員会、大石田町教育委員会、
山形県文化財保護推進課の方々が視察に見えられました。

井戸跡の断面です。いつの時代の井戸でしょうか?

サブトレンチの中に大きなヒキガエルがいました。

お盆休み中に伸びた雑草を刈り、後半の作業に備えます。
奥に見える山は、古墳があることでも知られる河島山です。

遺構の掘り下げを行ないました。古墳時代の遺物も出土しています。
河島山古墳との関連が注目されます。

住居跡をていねいに掘り下げています。
中央に張った水糸の間を残し、土を取り除きます。

V字型の溝跡です。1m程の深さがあります。
集落の近くに配置されていました。

測量機器(トータルステーション)を使い、遺構の形を正確に測っています。
山形県埋蔵文化財センターでは、「ビィーちゃんと昔の食器を見てみよう!」
という展示会を開催しています。
連日の猛暑の中、多くの皆様にご来場をいただいております。
展示だけではなく、石器を使ってものを切ったり、
本物の土器に触れる体験などもあります。
開催期間中に、ぜひ一度お越しください。


期間:平成23年7月25日(月)~8月25日(木)
時間:9時~16時
休館日:土曜日・日曜日
場所:(財) 山形県埋蔵文化財センター
(上山市弁天二丁目15-1)
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今週は35℃を越える猛暑の中での作業になりました。
黒ボク層の上面で検出した遺構を精査した後、
さらに慎重に掘り下げていきます。

9世紀代の竪穴住居跡(たてあなじゅうきょあと)です。
白色の土は10世紀初めに噴火して積った火山灰と思われます。

別の住居跡からは、土器がひっくり返った状態で出土しました。

河川跡のトレンチ調査もようやく一段落です。
土の堆積の様子から、4つの時期の川が重なっていることがわかりました。

中断していた遺構の掘り下げを再開しました。
土の色の違いを見分けながら慎重に掘り下げていきます。

河川跡の土層断面を写真撮影しています。

あまり遺構・遺物の確認できなかった調査区南東部ですが、掘り下げてみると、
たくさんの土器片の散らばりが確認できました。どれも縄文時代のもののようです。

南東部から出土した矢じり(石ぞく)です。きれいな赤褐色をしています。
長さ2cmほどの小型のものです。

出土した遺物は、測量機器を使って場所や標高を
図面や調査カードに記録していきます。

遺構検出を行っているときに見つかった石器です。
今後の調査に期待がふくらみます。

タワーを建てて、遺跡の全景写真を撮影しました。
この日は、猛暑の中での作業になりました。

山の斜面にある窯跡の検出作業を行っています。
奥の山の向うには、清水遺跡(1)が望めます。
Yamagata Prefectural Center for Archaeological Research