
クワを使って表土を少しずつ掘り下げていきます。しばらくはこの作業が続きそうです。

測量機械を使って図面を取る際に基準となる4m×4mの地区割りを設定しています。

低地部分は土が乾くと硬くなってしまうので、重機で表土をはがしたあとは、
ブルーシートを敷いて乾燥を防ぎます。

トータルステーション(測量機器)を使って調査区の平面図を作成しています。

調査区南壁の断面図を作成しています。
ポンプで排水してもすぐトレンチ内に水が溜まってしまいます。

雨足が強くなったため、一時作業を中断しました。
これは昨年の発掘調査の概要などを説明しているところです。

先週設置した基準点をもとに、調査区内に4mのグリッド(格子)を設定しました。
調査区内を4m四方の方眼で区切り、遺物の取り上げや図面を作成する際の基準とします。

古瀬戸の盤(ばん)が出土しました。
3箇所に足が付く三足盤(さんそくばん)の一部で、14~15世紀のものと考えられます。

爽やかな初夏の風のもと、遺構検出作業が始まりました。
横一列に並んだ作業員の皆さんが、カマで丁寧に土を削っていきます。

調査区を縦断するように見つかった河川跡の流路を確認するため、
北側の壁に沿ってトレンチを掘って詳しく調査します。

その北壁トレンチの中から、まとまった土器片が大変良い状態で出土しました。
7世紀頃のものと考えられます。

今週から2区の調査に入りました。
重機で表土をはいでいく一方で、排水管等の付近は人力で掘っていきます。

遺構検出段階での2区の全景です。
1区に比べると、砕石や排水管などが多く入り、
写真撮影のためきれいに掃除するのも一苦労です。

土層を見るために南西角を深く掘り下げたところ、石組みが確認されました。

近現代の溝跡と並ぶ形で、石列が見つかりました。
その状況をカメラで撮影し、記録します。

溝跡がどのように埋まったのかを観察しています。
土の色や硬さ、内容物などの違いを線で表し層を分けます。

はじめに縄文時代の暮らしについて説明をしました。
メモを取りながら真剣に聞いています。

大きさを測ったり、模様をじっくり見たりしながら、
土器や石器のスケッチをしました。

弓矢体験もしました。次々に矢を飛ばして動物(パネル)を倒していました。

大型スクリーンの映像を見ながら「大昔の人々のくらし」について説明しました。

クラスごとに火起し体験。苦労の末ようやく火が起きました。

縄文時代の狩りの方法を知るために弓矢体験をしました。
何度かやっていくうちにみんな上達しました。

天気の良い日には、鉄工団地内にある発掘調査事務所から
鳥海山がきれいに望めます。

B区より石組み遺構を検出しました。
何に使われていたのか、これから検証していきます。

トレンチを50cmほど掘り下げたところ、
15~16世紀の擂鉢(すりばち)片が出土しました。
ちょうど出張坂城の成立していた時期に相当しそうです。

B区からは焼土と炭を大量に含んだ遺構も見つかっています。
これから掘り下げて、記録をとっていきます。

土がすぐに硬くなってしまうので、水をまきながらの作業です。

遺構と考えられる土色変化が見つかりました。柱穴だと良いのですが・・・。

高速道路の工事も進み始めました。まるでピラミッドのような盛り土です。
Yamagata Prefectural Center for Archaeological Research