5月9日より山形城三の丸跡第9次調査がはじまりました。
調査区は城北町の国道112号沿いです。
1区の表土を重機で除去していきます。
人力による面整理で遺構が徐々に現れました。
記録のため写真撮影を行いました。
遺構の検出と平板測量を並行して行っています。
狭い調査区の中で周りに注意しながら作業を進めていきます。
連休明けから15区の調査が始まりました。
コンクリートで覆われた調査区を重機ではがしていきます。
河川跡が見つかりました。
土色の違いを確認しながら慎重に掘り下げていきます。
調査区南側からは柱が残った柱穴が見つかりました。
県庁の下にあった遺跡から見つかった縄文土器を展示し、
当時の生活について説明しました。
初めての火起し体験。
腕が疲れる作業ですが、火がついた時はとても感動します。
縄文人になりきって記念撮影。
火起し、弓矢の腕前も縄文人並みになりました。
縄文服で記念撮影。
弓矢体験では、みんな力を合わせて動物を倒しました。
縄文クッキーを作りました。
石で割ったクルミやどんぐりの粉が材料です。
初めて食べるクッキーの味の感想は様々でしたが、
縄文時代の生活に想像をふくらませることができました。
尾花沢市内の遺跡から出土した土器を、興味深く見たり、触れたりしました。
それぞれの土器の文様の違いや、重さを実感することができたようです。
火起こし体験では、とても上手にマイギリを動かしていました。
それでもなかなか火を起こすことができず、悪戦苦闘しながら活動していました。
大昔のくらしについての話を、興味深く聞いていました。
縄文時代の人口や、平均身長のことなどたくさん質問が出され、
歴史学習に対する意欲の高さを感じました。
火起こし体験で、みごとに火をつけることができました。
火種に風を送るため、息を吹きかけ続けるのが大変なようでした。
弓矢体験では、うまく矢を飛ばせる児童が多く、
高い所にあった鳥のパネルにも命中していました。
縄文土器や石斧を持って、みんなで記念写真を撮りました。
大きな土器を囲んで、良い笑顔で写っています。
縄文時代の衣・食・住について説明しました。
みんな、真面目に話を聞いてくれました。
実際に遺跡から出土した土器の説明をしました。
縄文のつけ方を、ひもをねじった見本を使って教えています。
火起こしに挑戦してもらいました。
テンポよくマイギリを動かすことが難しいようでした。
弓矢飛ばしも体験してもらいました。
うまく矢を飛ばせる児童、怖くてなかなか矢を離せない児童、
様々な姿が見られました。
体験では、本物の土器や石器に触れてもらいました。
子供たちの目が輝いて、本物の持つ力を実感させられる瞬間です。
火起こしは大人でもなかなか火をつけるのが難しい体験です。
協力して一生懸命、火種を作ります。
最初はなかなかうまくいかない「弓矢とばし」も、
子供たちはあっという間にコツをつかみました。
縄文時代の暮らしについて説明しました
当時を想像して作った服を着て、真剣に話を聞いてくれました。
みんな、熊ノ前(くまのべ)遺跡から出土した土器の大きさに驚いていました。
クルミを割って、縄文クッキーを作ってもらいました。
味の感想は「意外とおいしい。」ということでした。
先週に引き続き14区の発掘調査を進めました。
西端では山形城三の丸の堀跡の一部が検出されました。
堀跡周辺の堆積層からは、山形城に用いられた軒丸瓦(写真右上)や
陶磁器片などが出土しました。
市街地の調査なので、完了したところから事故防止のため、
逐次埋め戻していきます。次の調査区は連休明けに着手する予定です。
Yamagata Prefectural Center for Archaeological Research