休み明けの調査では、主に溝跡や沼跡を掘り下げていきました。
範囲が広く大変でしたが、かなり作業を進めることができました。
調査区内の壁に生えた雑草を鎌で削り落しています。
お盆休みの間に、調査区周辺の雑草はかなり成長していました
お盆休みも終わり、調査を再開しました。
休み中に雨が降り、調査区全体が水浸しになってしまったので、
排水作業からのスタートです。
川跡(SG1)の面整理作業を行っています。
白い筋状のものは915年頃に降下した十和田火山灰と思われます。
調査区の全体写真撮影のためにアルミタワーを組み立て、
その上から撮影を行っているところです。
調査区全体の写真です。
黒く蛇行した筋が古代の河川跡と思われるものです。
調査区内を縦走するように流れていたことが伺えます。
お盆明けで作業を再開しました。
今週は旧農道部分の遺構検出が中心となりました。
西側斜面から竪穴住居跡と思われる遺構が見つかりました。
複数の遺構が重なり合っていると思われます。
河川跡と考えられる落ち込みにトレンチを入れました。
下層から、さらに古い時代の溝跡が見つかりました。
土の堆積状況を図面に記録します。
平板測量も終盤です。6000㎡の記録がもう少しで終わります。
現場の夏休みが終わり、18日から調査が再開されました。
休み中に降った雨で田向遺跡は水没。
排水作業からの調査再開となりました。
遺構の精査中に、遺構(溝跡)の重複関係(切り合い)について
調査員が作業員の皆さんに説明しているところです。
遺構の精査において、重複関係は遺構の新旧を決めるのに
重要な手掛かりになります。
説明のあった遺構の重複関係を念頭において、
実際に溝跡を調査していきます。
どの作業員も慎重に作業を進めていきます。
お盆休みも終わり、発掘調査を再開しました。
引き続いて遺構の掘削を行っています。
休み中の雨で溝跡に水が入りこみました。
汲み出すのも一苦労です。
竪穴住居跡の断面です。
炭化材がたくさん入っています。
火事で焼け落ちたのでしょうか?
中央に中世の区画溝跡が伸びています。
先で左に折れ曲がります。
新たに広げた調査区からも竪穴住居跡が見つかりました。
煙道が付属しています。
空中撮影に備えて遺構の清掃をしているところです。
大型竪穴住居跡のカマド付近の遺物出土状況です。
遺物の出土状況を平面図に記録していきます。
遺物の量が多いため、大変根気のいる作業です。
調査区北側に位置する住居跡の調査状況です。
この地区では、住居跡が6棟確認されています。
先週お伝えした住居跡の様子です。
床面では遺物と一緒に炭が大量に確認されています。
焼失した住居跡の可能性があります。
Yamagata Prefectural Center for Archaeological Research