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中川原C遺跡第4次(5月22日〜5月26日)


遺構検出を行っています。これは溝跡です。他に柱穴や集石が見つかりました。しかし、遺構はあまり多くないようです。


検出された遺構の一部です。上は削られて、下のほうだけ残った状況です。


調査区の中央部分です。ほ場整備の際の重機キャタピラー跡と思われます。だいぶ削平されているようです。土が固く、削るのが大変です。


下叶水遺跡(5月22日〜5月26日)


先週お伝えした河川跡は、二つに分かれる沢跡のようです。調査区西側の横川に向かって伸びています。


面整理の作業中、形の良く残った土器が確認されました。埋葬に用いられた甕の可能性があります。


白沼中学校の皆さんが遺跡の見学に来てくれました。出土した石器や土器を手に取りながら、熱心に植松主任の説明を聞いています。


興屋川原遺跡第3次(5月22日〜5月26日)


古墳時代の土器とともに、小刀とみられる鉄製品が出土しました。周囲より黒っぽい炭の含まれる土層に含まれていました。


E区の面整理も東端に近くなり、ようやく古墳時代の遺構が分布する地区に入ってきました。土器が含まれる穴や柱穴などが見つかっています。


矢馳A遺跡第3次(5月22日〜5月26日)


C区南西側に大きな溝跡のようなものを検出しました。面をきれいにして観察した結果、大きな河跡の可能性が高くなりました。


C区北側から、土坑のような楕円形の遺構と、柱穴跡が多く見つかりました。大きな楕円形は井戸を掘った跡で、柱穴跡は建物を建てた跡と思われます。


L字に曲がった溝跡が何本か見つかりました。恐らく中世の館を囲っていた溝跡と思われます。


行司免遺跡第3次(5月22日〜5月26日)


新たに木棺墓が検出されました。昨年の調査で2基出ており、これで3基目になります。なお、すぐ隣から土器も出ています(写真左側)。


木棺墓は取り上げて埋蔵文化財センターで詳しく調査することにしました。土ごと切り取って運ぶ作業を行ないました。