地面を柱状に残していた箇所を掘り下げて地層の重なり具合を調べました。
溝跡(SD5)の調査を行っています。
人が中に入っているこの溝は調査区を東西に流れる溝です。
SD5の断面を撮影しました。
地面を柱状に残していた箇所を掘り下げて地層の重なり具合を調べました。
溝跡(SD5)の調査を行っています。
人が中に入っているこの溝は調査区を東西に流れる溝です。
SD5の断面を撮影しました。
D区SD1遺構精査
溝跡から、杭や板が組まれた状態で検出されました。
今週でD区の遺構精査は終了です。
C区SE515遺構精査
井戸跡が検出されました。四角い木枠が残存しています。
C区SP309遺構精査
ピットの中央から内黒の土師器(坏)と、端から土師器の破片が出土しました。
C区SX244遺構精査
焼土の中に、土師器の破片が固まって出土しました。
竪穴住居跡を掘り上げた様子
出土遺物が全く無く、いつの時代なのか分かりません。どのように使われたのかも分かりません。
炭を焼いた窯跡
登り窯のような形をしています。写真中央の窯跡上面から須恵器の破片が出土しました。
窯跡との関係はまだ分かりません。
斜面の面整理作業
だんだん斜面がきつくなっていくので作業に苦労しています。
先週紹介した溝跡を掘り下げている状況です。
土留めを行ったと考えられる杭や板が検出されています。
井戸跡と思われる遺構の断面を確認しました。
今週は調査区の北側を拡張しました。
重機で掘り下げた部分をジョレンを使ってきれいにしています。
拡張した範囲に杭を打つ作業です。
座標を機械で座標を測り、杭の位置を決めていきます。この杭の地点を使って、遺物の出土地点や遺構の位置などを記録していきます。
拡張した範囲から縄文土器などが出土しました。
拡張部分の調査は来週から本格的に始まります。どのような遺構や遺物が出てくるのか、みんな楽しみにしています。
南端の河川跡の遺構精査を始めました。層ごとに掘っています。
1層目の茶色い土を掘り、その下の黒い土と遺物を現しているところです。
縄文時代中期の土器・磨製石斧・石錘などが出土しています。
北端の河川跡や岸部からも石錘が出土しています。
石錘は出土割合が高く、この調査区からこれまで23点見つかりました。
川に近いこの辺りは、集落でなく漁労域だったのでしょう。
中川原C遺跡の調査説明会を開催します。
ぜひご参加下さい。
日時 平成18年6月28日 午前11時〜午前12時
場所 新庄市大字十日町字中川原 中川原C遺跡発掘調査地内 地図
成果
本遺跡は泉田川の河岸段丘に立地する縄文時代から中世の遺跡で、土壙、溝跡、河川跡などが検出されています。今回の調査で、平成12年に調査した地点からの遺構や遺物の分布の広がりがわかりました。また縄文時代の漁撈を示唆する石錘や各種の石器・土器類が出土しました。中でも縄文人のアクセサリ-だったのか、水晶が出土し注目されます。
その他
説明会当日は新庄市立北辰小学校の児童の遺跡学習会も兼ねて行なう予定です。
問い合わせ
現場携帯 080-1687-3377
埋蔵文化財センタ- 023-672-5301
終了しました。
説明会の様子はこちら。
本日は、河北町立溝延小学校へ出前授業に来ました。
縄文服を着て、縄文時代の土器や石器を持って記念写真。
クルミ割りや野菜切りはうまくできましたが、火起こしは苦労しました。
元・弓道部だった校長先生が矢の射方を指導してくださいました。
寒河江市の醍醐小学校へ出前授業に来ました。
子供達は熱心に説明に耳を傾けて聞いています。
先生も子供達も縄文人になって記念写真。
石器で、キュウリ・人参などの野菜を切って、バクバクと食べていました。
両刃鎌を使って丁寧に地面を削っていきます。きれいになった地面のわずかな土の違いを見つけて溝跡などを見つけていきます。
石が集まっている箇所の調査に取りかかりました。まだ、この遺構の性格はわかりませんが石は熱をうけているようです。
須恵器が出土しました。奈良時代のものです。