調査区の3分の1は暗色の粘土に覆われており、低地が発達していたことがわかります。
その一画で連続する方形の区画が見つかりました。
水田の存在が想定されるため、今後確認していきたいと思います。
遺構の検出は終盤に入りました。
全景写真の撮影に備え、輪郭に白線を引いて明瞭化していきます。
調査区の3分の1は暗色の粘土に覆われており、低地が発達していたことがわかります。
その一画で連続する方形の区画が見つかりました。
水田の存在が想定されるため、今後確認していきたいと思います。
遺構の検出は終盤に入りました。
全景写真の撮影に備え、輪郭に白線を引いて明瞭化していきます。
面整理をしています。柱穴と思われる遺構を数基検出しました。
表面を浅く掘り下げ、見やすくしながら形状を確定していきます。
遺跡に堆積した土の層序を確認するため、壁面を削りながら線を引いています。
須恵器や土師器など、様々な遺物が出土しています。
調査区にグリッドを打ち込んでいます。
3名の皆さんが職場体験で来てくれました。
早速仕事に取りかかってもらいます。
押出遺跡の発掘調査で採取した土砂から、細かな遺物を探します。
湿地帯の遺跡なので、種子やくるみの殻などがよく残っていました。
最終日、最後のプログラムは「勾玉作り研修」です。
琥珀の原石をがんばって削って、自分だけの勾玉を作ります。
3日間、お疲れ様でした。
グラインダー(研削盤)の安全教育を行いました。
発掘作業には様々な危険が伴うことがあるため、安全に対する意識を喚起します。
遺構の検出が進む中、大きな柱穴が密集するエリアに差し掛かりました。黄色い埋め土が特徴的です。
高い所から見てみると、柱穴が縦横に整然と配置されているのが分かります。とても大きな建物のようです。
写真中央にみえる細長いものが窯跡です。
赤い窯壁がはっきりわかります。
窯の先端が現れました。
中央には遺物と窯壁がまとまっています。
意味深長な雰囲気です。
雨が降ったので,室内にて遺物の汚れを落としています。
接合する破片が多くあります。
トータルステーションを使って、グリッドの杭や釘を打ち込んでいます。
遺構の検出を始めました。
これまでのところ溝跡などが見つかっています。
調査区の壁に沿って、排水のための溝を掘る作業をしました。
排水用の溝を掘っている時に完形に近い墨書土器が出土しました。
土を少しずつ削りながら、昔の人が生活していた痕跡を探しています。
今回は、押出遺跡の整理室から。
彩漆土器の保存処理の様子をお伝えします(出土時の様子はこちら)。
まずは土器の中に入っていた土を取り出し、破片ごとに洗浄します。
土器の中に入っていた土から、底部がみつかりました!
楕円形の高台が付いています。
今まで空気に触れていなかったので、とても鮮やかな色をしています。
漆膜のはがれや変形を防ぐために、ポリエチレングリコールという合成樹脂を塗っていきます。
水分の多い土の中に埋まっていたことにより脆(もろ)くなった部分にも塗って、補強します。
すべての破片の処理が終わりました。
これから専門の会社で復元してもらうため、しばしのお別れです。