調査区に打ち込んだ杭や、遺構番号札、釘などは、分別して廃棄します。
発掘調査で使用した器材をすべてトラックに積み込んで、現場事務所を撤収します。これですべての調査工程が終了しました。御協力いただいた方々に、感謝いたします。
西側から見た堤屋敷遺跡の完掘状況です。今週木曜日にラジコンヘリで空中撮影を行いました。
遺跡中央部に位置する柱穴群の完掘状況です。掘立柱建物跡が3棟確認されています。
陥穴(おとしあな)の完掘状況です。長楕円形で、深さは90cm程です。穴の底には杭を埋め込んだ跡があり、獲物に傷を負わせたり、身動きできなくする「逆茂木(さかもき)」式の陥穴のようです。
遺跡北端部の陥穴群の完掘状況です。陥穴が列状に並んでいます。
下屋敷遺跡では、今週から南側に位置する2区の調査に入りました。まずは面整理で、遺構の検出を行います。
岩崎遺跡の発掘調査も、いよいよ最後の週です。
プレハブの掃除や、道具などの後片付けに入ります。
センターに持ち帰る遺物や道具などを、皆でトラックに積み込みます。
トラックをお見送りです。
これで岩崎遺跡の調査はすべて終了です。
持ち帰った資料を基に、これから整理作業が始まります。
作業員の皆さん、お疲れ様でした。
そして、有難うございました。
現地説明会を行いました。約200人の方々が来て下さいました。
貯蔵穴の底部から遺物が出土しました。
今週は、現場や事務所の後片付けを行いました。
遺跡から出てきた遺物をトラックに積み込こんでいます。4回に亘る行司免遺跡の調査も今回で終了です。これからは、センターで整理作業を行います。
前期調査区がすでに埋め戻されているため、写真で遺跡の概要を説明しました。
井戸跡・掘立柱建物跡・畝状遺構等を実際に見ていただきました。寒い中おいで頂いた皆様に感謝を申し上げます。
大溝跡(SD205)から出土した遺物の取上げ作業の様子です。
大溝跡の東側と西側の底面から、木の杭列が確認されました。溝跡の伸びる方向に対して横に杭が並んでおり、どちらも溝が大きく曲がる地点に位置しています。
大溝跡から出土した箱状の木製品です。埋まった土の重さで押し潰れ、何枚も板材が重なった状態で出土しました。四隅には釘跡が確認できます。
上面の板材を取上げた状態です。丸い穴があり、穴の縁の部分は火を受けたためか黒く焦げています。
今週は岩崎遺跡の空撮です。天候がずっと雨がちだったので、遺跡の中の掃除が大変です。
空撮はラジコンのヘリコプターを使って撮影します。
空から見た調査区です。
平面図を作成しています。
A区西側の掘り下げを行っています。A区東側と同様に多くの土器や石器が出土しています。
Yamagata Prefectural Center for Archaeological Research