遺物の入っていたピット(柱穴)の中をきれいにして、写真に記録していきます。
土器片が入っていたピットを半分掘り下げ、土の堆積を記録しているところです。
調査区内の杭で、セミが羽化をしていました。感動です。
県教育委員会によって、調査区に隣接する高瀬山古墳(県指定史跡)周辺の残土埋め戻しが行われました。
埋め戻しを終えた調査区の近景です。今後、高瀬山は歴史公園として整備が進められる予定です。
2ヶ月に及ぶ調査が無事終了しました。作業員の皆さん、御協力いただいた地域・関係者の方々に心より感謝申し上げます。
山形城三の丸跡(山形市春日町)で、県道整備に伴う発掘調査が始まりました。
遺構の検出を行なっています。市街地での調査です。人や車の通行に配慮しながら調査区を分割して、発掘を進めていきます。
一辺約1mの石組の遺構が見つかりました。用途は不明ですが、中から瓦や陶器が出土しました。
1区の遺構を掘り終えました。柱の跡や溝など、予想以上の遺構が見つかりました。
住居跡からまとまって出土した土器を巻き尺を張って測り、図面にします。
かまどの調査の様子です。ここは住居跡の大半が削られて失われているのですが、かろうじて残ったかまど跡からは坏(つき)や甕(かめ)など多くの土器が出土しています。
いま調査区の脇では、このような赤い小さな実をつけた木が見られます。ニワトコの木のようです。
国道112号の改良に伴う発掘調査が始まりました。調査地点は、山形城三の丸の北東端にあたります。
遺構の検出を行っています。柱の跡や溝跡が見つかり始めました。
いままで調査を進めてきた2か所の調査区の空中撮影を行いました。
先に調査の終わった調査区はシートを敷いていたため、コケが生えていました。
撮影を前にきれいに掃除をしているところです。
撮影はラジコンのヘリコプターで行いました。
先週お伝えした一直線に並んだ穴です。地形に沿ってL字型に並んでいました。
写真左側の土塁と大溝とあわせて、寺院の中の区画として使用されたのでしょうか。
今週から遺構の掘り下げ作業に入りました。移植コテで遺構を慎重に掘り下げていきます。
調査区中央の作業風景です。東西へと伸びる溝状遺構を掘り下げています。
調査区北側では、溝跡の上面から青磁碗の底部が出土しました。
調査区北側から、焼土を含む土坑が見つかりました。
ようやく調査区全体の面整理が終わりました。いよいよ来週から遺構の掘り下げに入ります。
掘り下げを終えたF区の全景です。遠くに朝日連峰を望んでいます。
地面を垂直に断ち割って、土器の埋設状況を調べています。
埋められたままの状態で縄文土器を取り上げました。土壌分析で、中に含まれる成分についても調べる予定です。
Yamagata Prefectural Center for Archaeological Research