遺構の掘り下げが進み、歩くのも大変になってきました。
遺構を崩さないように足元を確認しながらの作業が続きます。
大きな柱穴が並んだ状態で確認されました。
どちらも下に石が据えてあります。
ほぼ完形の古墳時代の土師器が出土しました。
外側だけでなく内面まで赤く塗られ、祭祀に使われたものと考えられます。
江戸時代の生活面の下には、黒色粘土層があり、
古代の土師器(はじき)や須恵器(すえき)の破片が見つかりました。
16・18区の遺構掘り下げと記録が終わり、埋め戻しを行いました。
掘り下げたところを埋め、砕石を敷いて、元の状態に戻します。
城跡の頂上付近から写真を撮っているところです。
後ろは切り立った崖で、その脇を国道7号が走っています。
高低差が約20mあります。
B区の溝跡(SD2)を掘り下げているところです。
大量の炭や焼土とともに、焼けた石や鉄製品などもたくさん出ています。
クワによる粗削りです。水をまきながらの作業です。
粗削りする区域に水をまいて、シートを掛け削りやすくしておきます。
遺物は、レベル(水準測量機械)を使い、
出土地点の標高を記録してから取り上げます。
土器がたくさん出土した地点を、土層観察用の畦を残して掘り下げていきました。
その結果、南西に延びる溝跡が確認できました。
その南西に延びる溝跡から縄文時代晩期の土器が見つかりました。
土をていねいに削り昔の生活の跡を探す、遺構検出作業を開始しました。
竪穴住居跡と考えられる土色変化が見つかりました。遺物も出土しています。
はく片を集めたような、石器の集中遺構が見つかりました。
地表面をきれいに削り、遺構を検出しています。
住居跡が見つかりそうです。
遺物のあるところに、はしを立てています。
微妙に土の色が違います。ここにも住居跡があります。
今週は良い天気でした。連日25℃を越える中、遺構探しが続きます。
土の色や質感の違いで遺構を探します。
見つけた遺構は、測量機械を使って図面に記していきます。
空撮を行うために、調査区をきれいにしています。
ラジコンヘリを使って空から調査区を撮影しました。
調査区のトレンチを埋め戻しました。長かった調査も終了となります。
遺構を探す作業が始まりました。
土が乾かないようシートを部分的にはがしながら作業を進めていきます。
見つかった遺構は石灰でマーキングし、図面に記録していきます。
長軸1mほどの土坑です。
壁面が焼けており炭や骨片が含まれていることから、火葬遺構の可能性があります。
Yamagata Prefectural Center for Archaeological Research